東急の豪華列車が「岐阜駅」に出現! 新快速や快速の間を縫うように走る!? 何がスゴいのか体験してみた

東急とJR東海は、共同で運行しているクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS~TOKAIDO・FUJI CRUISE TRAIN~」の運行区間を拡大し、愛知県と岐阜県でも運行します。

「THE ROYAL EXPRESS」運行区間を拡大

 東急とJR東海が共同で運行しているクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS~TOKAIDO・FUJI CRUISE TRAIN~」が、11月7日(金)から運行区間を拡大し、愛知県と岐阜県にも乗り入れます。

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岐阜駅に入線する豪華クルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS」(乗りものニュース編集部撮影)

 11月2日(日)には、報道関係者を対象とした試乗会が開催されました。これまでクルーズ列車とは無縁だったエリアを走る豪華列車の何がスゴイのか、実際に確かめてきました。

 東急とJR東海は、2023年3月に開業した東急新横浜線の開業を契機に連携を深め、2024年11月から12月にかけて、横浜~熱海~静岡~浜松~新居町~横浜でクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS~SHIZUOKA・FUJI CRUISE TRAIN~」を運行しました。

 今回の運行区間は横浜~静岡~名古屋・岐阜~浜松~横浜。2025年11月から12月にかけて3泊4日の旅行商品として6回運行され、「THE ROYAL EXPRESS」がこれまで運行されてきた神奈川県や静岡県だけでなく、愛知県や岐阜県まで足を伸ばします。

 特に2日目の行程は、静岡駅から岐阜駅までのロングランとなる予定です。横浜~熱海間の運行はJR東日本、熱海~静岡~名古屋~岐阜間の運行はJR東海が担当。車内には宿泊せず、厳選された沿線の旅館やホテルに宿泊します。料金は1人あたり82万円から(2名1室の場合)となっています。

「THE ROYAL EXPRESS」は、伊豆急行の2100系電車を全面的に改造し、インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを手掛けており、美しいロイヤルブルーの車体が印象的です。8両編成1本のみが存在します。

 2017年に横浜~伊豆急下田間で運転を開始し、これまで北海道や四国などでも運行されましたが、その際は5両編成に減らし、機関車が牽引する形で走行しました。今回は北海道や四国のように、非電化区間やトンネル規格の制限がないため、「フル編成」となる8両で自走します。

 試乗会は岐阜~豊橋~蒲郡間の運行となり、旅行行程では3日目となる岐阜~鷲津間の一部を再現する形で運行されました。

【画像】これが岐阜駅に乗り入れる「東急の豪華列車」運行ルート&時刻です

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