海自の護衛艦「かが」に米海軍の“新型機”が着艦 相互運用能力の向上を図る

アメリカ海兵隊は2025年11月18日、護衛艦「かが」に新型のCMV-22B「オスプレイ」が着艦した画像を公開しました。

アメリカ軍との合同訓練の一環

 アメリカ海兵隊第1海兵航空団は2025年11月18日、護衛艦「かが」に新型のCMV-22B「オスプレイ」が着艦した画像を公開しました。

Large 20251121 01

拡大画像

改修を終えた護衛艦「かが」(画像:海上自衛隊)

 同画像は10月に行われた海上自衛隊とアメリカ軍の合同演習である「ANNUALEX 2025」の際のものになります。ANNUALEXは、海上自衛隊が主導しており、既存の戦闘相互運用能力を洗練・発展させる機会を提供し即応態勢を向上させることを目的に行われています。

 なお、オスプレイの最新型であるCMV-22Bが海上自衛隊の艦艇に着艦するのは今回が初めてになります。アメリカ級強襲揚陸艦「トリポリ」の機体が着艦を実施しました。

 CMV-22Bは、他のV-22と比べてスポンソン(機体側面の張り出し)が大きく、この中に大型の燃料タンクが設けられています。このため、CMV-22BはV-22シリーズの中で最も航続距離が長いモデルとなっています。これはCMV-22Bが空母と地上基地とを行き来し、人員や物資などを輸送するための機体であるためです。

【画像】確かにちょっと形状が違う…これが、新型「オスプレイ」CMV-22Bです

最新記事

コメント