いくつも存在する「日本一長い駅名」 その理由とは?
かつて島根県にあった「日本一長い駅名」。その駅が改称したことで、現在は複数の「日本一長い駅名」が存在します。なぜ「日本一」がいくつもあるのでしょうか。
4つもある「日本一長い駅名」
「日本一短い駅名」は、三重県の県庁所在地にある「津」駅。漢字でも仮名でもたった1文字です。しかし「日本一長い駅名」は、“いくつか”存在します。
現在、「日本一長い駅名」は4つ。読み仮名をとるか表記をとるかで、「日本一長い」が異なってくるからです。
読み仮名においては、茨城県鹿嶋市にある鹿島臨海鉄道の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ)」と、熊本県南阿蘇村にある南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん)」が「日本最長」で、いずれも22字です。ただ、表記では「白水高原」のほうが1字多い14字。なお同駅は現在、2016年に発生した熊本地震の影響で営業を休止しています。
表記において「日本一長い駅名」も、ふたつ存在しています。「東京ディズニーリゾート」内を走るディズニーリゾートラインの駅、「リゾートゲートウェイ・ステーション」と「東京ディズニーランド・ステーション」、いずれも17字です。
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前が日本一になった理由は当時のブッチホン小渕総理の1億創成資金を元手に建設された増設駅であります。その当時の行政は鹿島郡大野村。村長は何でも日本一が好きで長者ヶ浜の海岸は実在しませんが塩釜が浜に存在して財を成した伝説から名付けた様です。
「南阿蘇水の生まれる里白水高原」はいかがなものでしょうか。「南阿蘇水の生まれる里」は副駅名じゃないのですか。