利用者急増 小田急の「外国人旅行センター」 100万人目利用者の行き先は?
100万人目の目的地は、あの「聖地」
「小田急外国人旅行センター」は、観光や交通の案内だけでなく、乗車券などの発券も行うのが特徴。新宿・小田原の両センターのみで扱う外国人専用フリーパスもあります。箱根や富士山方面のフリーパスが売り上げの主力ですが、近年は神奈川県の江の島、鎌倉方面に向かう人も増えているとのこと。100万人目の利用者も、そのひとりでした。
「日本の漫画『スラムダンク』が好きで、その舞台といわれる鎌倉に行こうと思って来ました」と、100万人目の利用者である台湾人留学生の顧依凡さんと、その友人の季承洋さんは話します。顧さんには記念品として、ホテル「ハイアットリージェンシー東京」(東京都新宿区)の食事券などがプレゼントされました。
「日本の交通機関は、人はもちろん、案内看板なども親切。日本語がわからなくても、内容を詳しく知ることができます」と顧さん。小田急線の利用は初めてでしたが、駅係員にこのセンターを案内され、対応に満足していました。
なお、利用者100万人達成を記念し、同センターで外国籍のパスポートを提示のうえ乗車券類を購入した先着5000人にトートバックがプレゼントされます。
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