中露の「巨大な怪鳥」と空自機が睨み合い!? 沖縄を通り越して“四国沖まで”共同飛行 防衛省が画像を公開
防衛省・統合幕僚監部は、中露の爆撃機が東シナ海から四国沖にかけて長距離の共同飛行を実施したと発表しました。
空自機が撮影した画像が公開
防衛省・統合幕僚監部は2025年12月9日、ロシア軍のTu-95爆撃機2機が日本海から東シナ海に進出し、東シナ海で中国軍のH-6爆撃機2機と合流した後、四国沖にかけて長距離の共同飛行を実施したと発表しました。
防衛省によると、Tu-95とH-6が沖縄本島と宮古島との間を往復して飛行する際、中国軍のJ-16戦闘機4機が合流したことを確認したとしています。
これに対し、航空自衛隊が南西航空方面隊などの戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応にあたったとしています。
Tu-95は1952年に初飛行したターボプロップエンジン4発の大型機で、プロペラを2枚重ねた「二重反転プロペラ」と、翼端が後方に向かって角度のついた「後退翼」が特徴。プロペラ機であるものの、最大速度は925km/hとジェット機に匹敵します。H-6は、ソ連初のジェット爆撃機Tu-16を原型とし、中国がライセンス生産して独自に改修し続けている機体です。




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