本物の電車を操作 小中学生向け「運転体験ツアー」春休みに開催 近鉄

近鉄が春休み企画として、2017年3月に「運転体験ツアー」を開催。小中学生を対象に、車庫内の線路を実際の鉄道車両で走るというものです。

青山町車庫内を運転

 近鉄は2016年12月13日(火)、春休みの特別企画として2017年3月26日(日)に青山町車庫(三重県伊賀市)で、「ボクもワタシもきんてつ電車の運転士!運転体験ツアー」を開催すると発表しました。

 対象は小中学生。参加者は簡単な講習を受けたのち、乗務員の制服と制帽を着用して、付き添いの運転士指導のもと、青山町車庫内の線路およそ100mを2回運転します。

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体験車両の運転台イメージ(写真出典:近鉄)。

 運転体験者の定員は36人です。募集期間は12月17日(土)から2017年2月28日(火)までですが、満員になりしだい受付が終わります。参加に際し、1人以上の保護者の付き添いが必要です。申し込み受付は近鉄各駅営業所で行われます。

 イベント当日、集合と解散は青山町駅です。また、車庫内では鉄道グッズの販売が行われます。

 旅行代金は、大阪上本町駅発の場合、運転体験者1万2500円(小学生6500円)、付き添い者3000円(同2000円)。近鉄名古屋駅発の場合、運転体験者1万2990円(同6750円)、付き添い者3490円(同2250円)です。ほかの駅からの設定もあります。代金には近鉄線の往復運賃やイベント費用、諸税などが含まれます(特急料金は含まず)。また、運転体験者には「簡易教習修了証」「運転体験証明証」が渡されます。

 近鉄は「電車の運転という貴重な体験を通し、春休みの思い出の1ページとしていただければ」としています。

【了】

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