「新田原基地に行くので”新田原駅“来ました」→まさかのワナ! AIすら騙される「落とし穴駅」とは ミスったらもう間に合いません
九州地方で場合によってはトラブルを引き起こしそうなのが、新田原(にゅうたばる)基地と漢字がまったく同じな、新田原(しんでんばる)駅でしょう。どうしてこうも似たものになったのでしょうか。
おいおい同訓異字はやめてくれ…
遠く離れた場所の地名であっても、なぜか語感が似ていて間違えられる駅というのが結構あります。例えば、関東地方では青梅(おうめ)と青海(あおうみ)駅、鳩ヶ谷(はとがや)と幡ヶ谷(はたがや)駅などが有名です。また、群馬県桐生市にある富士山下(ふじやました)駅では、富士山があると外国人旅行者が間違えてきてしまったという話もあります。
こうした紛らわしい駅名で、九州地方で場合によってはトラブルを引き起こしそうなのが、新田原(にゅうたばる)基地と漢字がまったく同じな、新田原(しんでんばる)駅でしょう。
新田原基地は宮崎県新富町にある航空自衛隊の基地で、F-15「イーグル」戦闘機の訓練部隊である第23飛行隊や、実任務部隊である第305飛行隊が所属し、最新鋭のF-35B「ライトニングII」の配備が今年の夏から始まったことで有名です。
一方の新田原駅は、福岡県行橋市にあるJR九州の日豊本線の鉄道駅で、一日の乗車人員も1000人以下と少ない小さな駅です。紛らわしいことに、隣駅の築城駅が航空自衛隊築城基地の最寄り駅となっており、よく調べないとこの基地が新田原基地と勘違いしてしまう危険があり、実際に新田原駅はしばしば新田原基地と混同されることが多いといいます。ちなみに、新田原駅から新田原基地まで距離は250km以上離れており、間違った場合はおそらくリカバリーも効きません。





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