トランプ氏、F-35は不要? 調達数削減を示唆、それがありえない理由

その言動が世界中の注目を集める、次期米大統領のドナルド・トランプ氏ですが、今度は最新戦闘機F-35の調達について見直しを示唆。トランプ氏がどこまで本気かは不明ですが、少し考えれば非効率かつ非経済的この上ないことは明らかです。

【写真】「エアフォースワン」もキャンセル?

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トランプ氏は2016年12月、自身のTwitterで次期米大統領専用機をキャンセルすると発言。開発費が膨大なため。写真は現行のVC-25「エアフォースワン」(写真出典:アメリカ空軍)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

4件のコメント

  1. アメリカの弱体化は確実。

    早々にCIAに粛清される危険性はないか?

  2. 確かに、トランプおじさんは少し前に軍備大拡張を主張してたよねぇ…まぁおじさんの妄言は議会と米軍に潰されると思うけどね?んな任期4年8年のお客さん大統領に国家の安全保障の根幹までグチャグチャにいじらせる気は無いでしょう。それに、米軍がF-35の取得数をどうしようと、他国の取得契約は別の次元の話であって、各国はあんまり気にしなくても、ね。米軍向け生産数が落ち込むと一機当たりの価格に跳ね返ってくるのは問題っちゃ問題だけど。

  3. トランプもアレだけど、軍事オタクもそれ以上のアレだというのが、記事とコメントを読んでよくわかった。

  4. そもそもトランプ大統領の存在がブラックジョーク。一番の対策はトランプ大統領をクビにすること。