奈良の新名所!?「高市スープラ」今も混雑してる? 首相就任から2か月―現地で確かめた

奈良市にトヨタが運営する自動車博物館「まほろばミュージアム」が奈良市にあります。ここには、かつて高市早苗首相が乗っていたトヨタ「スープラ」が展示されています。首相就任から2か月経過した現在の状況を見てきました。

高市早苗首相の愛車「スープラ」の現状はいかに!?

 奈良県奈良市にある「まほろばミュージアム」。ここは、いまから2か月ほど前の2025年10月に大きな注目を集めました。なぜかというと、館内で展示する3代目「スープラ」に理由があります。このクルマ、2025年12月現在、内閣総理大臣を務める高市早苗衆議院議員の愛車だったからです。

 高市氏が自民党の総裁に選出されたのは、2025年10月4日です。この直後から「まほろばミュージアム」に前出のスープラを見に来る人が急増したとのこと。なお、高市氏は2週間後の10月21日に第104代内閣総理大臣に選出されています。

 それから2か月経ち、まだ賑わっているのか、はたまた来館者は落ち着いたのか、改めて現地へ足を運んでみました。

Large 20251218 01

拡大画像

奈良トヨタが運営する「まほろばミュージアム」で展示してある高市スープラ(鈴木伊玖馬撮影)

 そもそも、「まほろばミュージアム」は2021年にオープンした奈良トヨタが運営する自動車博物館です。館内にはトヨタが過去に生産・販売していた名車が、いくつも保存・展示されています。

 たとえば、博物館の入口に展示してあるのは1977年式の「ランドクルーザー FJ56型」。ランクルシリーズでも人気の高いステーションワゴン系の初代モデルとなった車種ですが、日本国内で現存・展示されているのは珍しいです。

 また館内の中央には、「ヨタハチ」の愛称で人気を集めた「スポーツ800」もあります。このクルマは、「パブリカ」をベースにしたプラットフォームに、脱着式ルーフを備えた2シーター・キャビンを採用。軽量ながら空力学的に優れたボディで、コンパクトなライトウェイトスポーツカーとして今でもファンの多い名車です。

 こうした名だたる傑作車が並ぶなか、それらに負けず劣らずのオーラを醸し出していたのが、くだんのスープラ。通称「高市スープラ」です。

【写真】ボンネットあけたら「首相の名前」!? 前後左右+車内までイッキ見!

最新記事

コメント