奈良の新名所!?「高市スープラ」今も混雑してる? 首相就任から2か月―現地で確かめた
奈良市にトヨタが運営する自動車博物館「まほろばミュージアム」が奈良市にあります。ここには、かつて高市早苗首相が乗っていたトヨタ「スープラ」が展示されています。首相就任から2か月経過した現在の状況を見てきました。
自らハンドル握って
スープラはトヨタが製造・販売する2ドアのスポーツカーです。「セリカ」の上級モデルとして、1978(昭和53)年に登場した「セリカXX(ダブルエックス)」を始祖に生まれました。「高市スープラ」は、1986(昭和61)年に登場した3代目モデル、「A70型 スープラ(70スープラ)」になります。
低く長いノーズによる鋭いスタイル。ヘッドライトには1990年代に人気を博したリトラクタブル式を採用していました。パワートレインには、3リッターDOHCターボの7M-GTE型(230馬力)を頂点として、4種類の直列6気筒エンジンを設定。トランスミッションは5MTとATを用意。駆動方式はFRです。
バブルという華やかな時代に生まれたこともあって、数多くある国産スポーツカーの中でも特に高い人気で、トヨタ屈指の名車となっています。
このスープラに憧れた1人が高市早苗首相です。高市首相は奈良県から選出された衆議院議員で、1993年に初当選すると、2006年には内閣府特命担当大臣として初入閣を果たします。そして2025年10月には、日本初となる女性の内閣総理大臣に選出されました。
国会議員として頂点を極めた彼女ですが、実は「とんがったクルマが好き!」と公言するクルマ好きでもあります。なかでもスープラは、働き始めてから初めて新車で購入したモデルで、時には終電後の東京~奈良間を自らハンドルを握って往復した、思い出の愛車だそうです。





コメント