自衛官が式典の際に着けているカラフルなスカーフの意味って? 実は“激レア色”は白…? それぞれの意味

陸上自衛隊の観閲(かんえつ)式典などで、戦闘服の隊員が首にカラフルなスカーフを巻いているのを目にしたことはないでしょうか。実はこれ、隊種標識の色となっており、その人が何の職種についているかが一目でわかるようになっているのです。

首に巻いたカラフルなスカーフの意味とは

 陸上自衛隊の観閲(かんえつ)式典などで、戦闘服姿の隊員が首にカラフルなスカーフを巻いているのを目にしたことはないでしょうか。実はこれ、隊種標識の色となっており、その隊員がどの職種に就いているのかが一目で分かるようになっているのです。

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赤いスカーフを身に着けた自衛官(凪破真名撮影)

 自衛官が着用している制服の襟元には、バッジのようなものが付けられています。これは「職種バッジ」と呼ばれるもので、その隊員がどの職種に属しているかを示すものです。

 しかし、戦闘服の場合は、階級や部隊を示すワッペンを付ける場所はあるものの、職種を示すものは身に着けていません。

 通常の任務にあたる際には部隊単位で行動するため、大きな問題はありません。有事の際に、敵に何らかの方法で視認され、その人員がどのような職種であるかが判明してしまうことを考えると、容易に分からない方が得策であり、秘匿されるべきものともいえるでしょう。

 しかし、政府高官や外国からの要人が出席する式典などでは、目の前を行進している部隊がどのような職務を担っているのかを、遠くからでも分かるようにする必要があります。そのためのアイテムが、色分けされたスカーフなのです。

 職種ごとに色分けされたスカーフは、式典の際に戦闘服とともに着用されます。結び方は一般的なスカーフと同様で、三角に折り、首の前に垂らしたうえで、首の後ろで結び、首元側で目立つようにします。

 この際、後ろの結び目は隠すことが重要とされています。また、スカーフは少しふんわりと、形よく整えることが推奨されています。駐屯地や基地内にある売店(厚生センター:PX)では、スカーフの後ろ部分がマジックテープ仕様になっており、あご下に来る部分にウレタンなどを詰めて形が整うよう工夫された製品も販売されているようです。

【画像】揃うとカラフル~!これが、自衛官各役職のスカーフです

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  1. のりもの?