前線から1000km以上先のロシア石油施設“闇夜にまぎれ隠密攻撃”映像を初めて公開 ウクライナ
ウクライナ保安庁(SBU)は2025年12月30日、カスピ海で実施したロシアの石油プラットフォームに対する攻撃の映像を初めて公開しました。
カスピ海の施設を標的とした作戦
ウクライナ保安庁(SBU)は2025年12月30日、カスピ海で実施したロシアの石油プラットフォームに対する攻撃の映像を初めて公開しました。
この映像は、SBUが各種SNSに投稿した「2025年における特筆すべき特殊作戦」をまとめた映像の一部として収録されていたものです。
同映像には、2025年6月に実施された戦略爆撃機を標的とするロシア領内飛行場へのドローン攻撃や、12月に行われたロシア南部ノヴォロシースク港に停泊中の潜水艦に対する水中ドローン攻撃などが含まれており、それらと並んで今回の石油プラットフォーム攻撃も公開されました。
今回公開された映像は、12月下旬に実施されたとみられる、カスピ海に設置された大規模な石油・ガス田の一部であるフィラノフスキー石油掘削プラットフォームへの攻撃の様子を捉えたものと考えられます。
このプラットフォームは石油会社ルコイルが所有していますが、ウクライナ側は「同施設は石油とガスを生産しており、その輸出収入がロシアの財政を支え、戦争資金となっている」と説明し、攻撃の正当性を主張しています。
世界最大の湖であるカスピ海は、ウクライナ軍とロシア軍が直接戦闘を行っている地域から1000km以上離れています。しかし、ウクライナはこれまでもドローンによる攻撃を繰り返してきました。一部の欧州メディアによると、現地の反政府活動グループと連携して作戦を実施することで、こうした長距離攻撃を可能にしているとされています。





コメント