アクセルとブレーキ踏み間違い事故は「日本が突出」? 一体なぜなのか 意外と根深い問題
よく耳にする「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」。なんとなく高齢者が多いイメージがありますが、実際には24歳以下の若年層にも多いのだとか。さらに、日本は諸外国と比較して踏み間違い事故件数が突出して多いようです。その理由を専門家に聞きました。
「右ハンドル車は危険なクルマ」説
また、山下氏は「日本車の右ハンドル」であることにより、「アクセルとブレーキ踏み間違い事故」が誘発されている可能性が否めないとも指摘します。
「日本車では『右ハンドル』を採用しておりますが、世界を見渡すと、『右ハンドル』を採用している国は日本に加え、イギリスと国旗の中にイギリスの国旗マークが入っているユニオンフラッグのオーストラリア、ニュージーランド、 フィジーなど少数です。
特に日本車の国内向け販売車両は日本産業規格(JIS)が『右ハンドル車のウインカーレバーはステアリングの右側』と規定しているため、レアな右ハンドルに加え、もっとレアなハンドルの右側にウインカーレバーの仕様となっているのです。
世界的には左ハンドル車が主流であり、おおよそ80%の車両が左ハンドル車です。 『右ハンドル車は危険なクルマ』として中国、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどは輸入や走行を禁⽌または厳しく規制しています。その理由について『追い越しの際に反対車線の見通しが非常に悪い』『交差点で左折する時に対向車線の見通しが悪い』といった安全上のことを指すことが多いです。
しかし、もっと別の意味で右ハンドルがもたらす『アクセルとブレーキ踏み間違い事故』との因果関係があると考えられています。その因果関係とは、左ハンドル車も右ハンドル車も、ハンドルの位置は左右違っていても、ブレーキペダルは左側でアクセルペダルは右側とハンドルの位置に関係なく全て共通ということです。
アクセルとブレーキの踏み間違い事故の多くは、発進時と車庫入れ時に多く発生していますが、特に車庫入れ時には助手席の左側から車庫入れするケースが非常に多いのです。車庫入れ時に助手席側の窓の外を目視すると当然ですが身体は左側に斜めに傾きます。左斜めに傾いた状態でブレーキを踏むと、殆どの人がブレーキペダルの右下部分を踏んでいるのですが、ここでブレーキペダルから足を滑らせてしまうとアクセルペダルを強く踏んでしまう現象が起こりやすくなっているのです」(山下氏)
このように、日本特有の事情が反映して「アクセルとブレーキ踏み間違い事故」が多くなっているわけですが、山下氏がこれまで数多くのドライバーに指導をし、接してきた経験に基づくと、以下のような人と場面が事故を起こしやすい傾向にあると言います。
「まずパニック状態に陥りやすい人が踏み間違い事故を起こしやすいです。また、発生する場面は、クルマが停車している状態から動かし始めた初期段階です。
そして、その発生場所のほとんどが狭い道路、駐車場、交差点などです。『もしかしたらクルマを接触させてしまうのではないか』と緊張している状況で、携帯電話が突然鳴ったりして、パニック状態に陥り、結果的にアクセルとブレーキを踏み間違えてしまうことが多くあります」(山下氏)





踏み間違いで多いのは、あっと思った時にブレーキを踏んだつもりが、そこにはアクセルがあった、が一番多いように思うけど
日本車はコンパクトな車も多いから、アクセルとブレーキの間隔が狭いのも多いんじゃないかな