ハマると“壮絶な渋滞”に!? 「冬の関越道」猛烈スキー渋滞を突破する方法 絶対注意の「ここから冬タイヤ規制」

ウインタースポーツのシーズンを迎え、スキー場へ向かうクルマで関越道はとくに渋滞します。普段の行楽渋滞とは異なる“冬のクセ”ともいえる渋滞ポイントと、その回避策について考察します。

往路の渋滞ポイント(2)赤城IC~昭和IC

 次のポイントは「赤城IC」から「昭和IC」付近で「冬用タイヤ規制」が行われているときに発生する渋滞です。

 冬用タイヤ規制時は、走行する全車を赤城ICに併設された「赤城PA」や、その先の「赤城高原PA」に誘導し、装着を係員が目視確認するため、渋滞長の割に通過所要時間が非常に長くなるのが特徴です。

 たとえば赤城PAに全車誘導する場合、その手前が長い上り坂になっていることもあり、いったん渋滞がはじまると、2km進むのに1時間以上かかることも珍しくありません。

 関越道下り線を走行中に「冬用タイヤ規制」「赤城IC 渋滞4km」などの渋滞表示を目にしたら、「渋川伊香保IC」で流出し、国道17号で「沼田IC」や「月夜野IC」に向かうことをおすすめします。

 ただしこの区間が「霧や豪雪による通行止め」の場合は、関越道を降りたクルマが国道17号に集中するため、国道17号そのものがまったく動かない渋滞になります。

 この区間には国道17号以外にも地元の人が通る“抜け道”が複数ありますが、その狭さや、除雪が十分でない可能性から、初めて通る人はトラブルにつながるおそれがあります。できれば上信越道方面など、他エリアのスキー場へ目的地を変更することを検討しましょう。

復路のぐったり渋滞ポイントも

 帰路では、赤城IC付近を先頭に月夜野IC付近までの渋滞が頻発します。この区間はサグの連続でそもそも渋滞しやすい線形ですが、ウインタースポーツシーズンの夕方は月夜野IC、沼田ICで短時間に数多くのクルマが流入してきます。

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新潟県内のスキー場から見える関越道の車列(画像:PIXTA)

 そのため、新潟から上り線の関越トンネル(群馬県境)を通るときには2〜3kmだった渋滞長が、月夜野ICを過ぎるころには10km近くになっていることもあります。とくに3連休最終日などは、渋滞がみるみる延び、この区間の通過に1時間以上かかることも稀ではありません。これは疲れた身体にはかなりのストレスです。

 またここで渋滞に耐えて上り線を進んでも、交通量そのものが多いことから、その先にある埼玉県内の花園ICや本庄児玉ICで再び渋滞につかまりがちです。

 こうした渋滞の連鎖を避けるためには、新潟・群馬県内に複数ある日帰り温泉で休み、渋滞ピークを過ぎた19〜20時を目安にこの区間を通過するといいでしょう。その時間帯であれば、よほどの混雑日でもない限り、その先でもひどい渋滞に遭遇することはありません。

 また、新潟県内の湯沢IC〜関越トンネルも天候によっては要注意です。この区間の道路の除雪能力は日本有数ですが、それでも過去には豪雪と年始の渋滞が重なり除雪が追いつかず、湯沢ICから関越トンネルまでの間でスタックするクルマが続出し、通過に4〜5時間かかるという事態が発生しました。もちろん、そんな気候のときは並行する国道17号も雪崩のおそれなどで通行止めになる可能性が大です。

 あまりに雪がひどいときは、延泊して雪が落ち着いてから帰宅するという選択肢も考えておくべきでしょう。

【一般道へ降りたほうがいい!?】これが冬の関越道の「絶対注意」ポイントです(画像)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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