「このバスの色、どこかで見たことがあるぞ…」不思議なバスが集まる“島”のなんともおおらかな世界

世界自然遺産に登録されている奄美大島で、見覚えのある塗装のバスが走っています。全体的には違う塗装、しかし確かに「見覚えがある」――そんな絶妙なバスが走る島を旅しました。

隠しきれないバスの「出自」

 しまバスには白い車体が多いものの、車体広告を施したものもあり、さらに関西で見覚えのある塗装もありました。筆者が観光施設「奄美パーク」(奄美市)の停留所で待っていると、先頭部の下部にスカイブルー色、側面がクリーム色と屋根の下にスカイブルーのラインが入った塗装の奄美空港行きバスが現れました。

 白色があちこちに入っているところは異なるものの、色調が「阪急バス」とよく似ているのです。案の定、元阪急バスの三菱ふそうトラック・バスの1998年式中型バス「エアロミディMK」でした。

 しまバスの代名詞となっている白色で車体を塗った部分は、いずれも阪急バスの痕跡を隠していました。先頭部のスカイブルー色の上を白く塗ったのは、「H」の文字内に「HANKYU」と記した阪急バスのヘッドマークを消すためです。また、側面の白く塗った部分には阪急バスのラインと、「阪急バス」の表記がありました。これほど“かくれんぼ”をしても阪急バス時代の名残が消えないのは、阪急バスの特色が個性的なためでしょうか。

【あああ確かに!】これが不思議な塗装のバスの“元ネタ”です(写真)

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