日本唯一「床が回る」360度トレインビュースポットがスゴい! 1周90分、年に一度だけ“高速回転” 「このレストラン、乗りものだな」

すしが店内を回る回転ずし店は日本全国に山ほどありますが、お客さんが回って360度の眺望を楽しめる回転型店舗は今や日本に4店しかありません。うち一つは日本唯一の駅チカ「回るトレインビュースポット」です。

唯一の“回るトレインビュースポット”

 駅近くにあったそごう店舗の回転レストランが消え、東京交通会館も回転を停止した今、唯一の“回るトレインビュースポット”となっているのがリーガロイヤルホテル京都の「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」です。ホテルの脇にはJR西日本山陰本線と東海道本線の線路があり、東海道新幹線や近畿日本鉄道京都線も近くを通っているのです。

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リーガロイヤルホテル京都の「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」で提供された紅はるかを使ったポタージュ(大塚圭一郎撮影)

 京都市は景観保護のために建物の高さを厳しく制限する「新景観政策」を2007年に導入し、23年以降に一部地区で緩和したものの、他の百万都市に比べると高い建物が限られます。このためレストランから市街地を広く見渡すことができ、遠くには比叡山や東山連峰などもそびえます。

 1階から11階までエレベーターで上がった後、専用エレベーターに乗り換えると着くレストランは、地元食材を生かしたこだわりのフランス料理に舌鼓を打つことができるとあって人気があります。

 予約して訪問した筆者と息子が案内された4人がけのテーブルは、到着時点では京都駅や、駅前のタワー「ニデック京都タワー」がよく眺められる位置にありました。

 注文したコース料理は「Manège(マネージュ)」(6578円)。フランス語でメリーゴーラウンドの意味で、回転レストランがメリーゴーラウンドのように回るのをたとえた洒脱なネーミングです。店員さんは「90分で1周します」と教えてくれました。ただし、京都五山の送り火の夜だけは“高速版”となり、30分で周回するそうです。

 テーブルが世界文化遺産を構成する西本願寺に近づいた頃、和風の雰囲気に合う豆腐と卯の花、聖護院カブをアレンジした料理が出てきました。

 梅小路公園と東海道本線の線路が視界に入る位置へ回転したころ、京都府綾部市産のサツマイモ「紅はるか」を使ったポタージュが運ばれてきました。「これは(京都―関西空港間の特急)『はるか』が走ってくるお告げではないか」と想像しながら甘いポタージュを口にしましたが、次の瞬間に姿を見せたのは「新快速」の223系。やがて大阪発敦賀(福井県敦賀市)行きの特急「サンダーバード」の683系も来ましたが、「はるか」は現れずじまいでした。

【スゴい絶景…】これが「回転展望レストラン」からの絶景です!(写真)

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