新型「シビック」はどんなクルマ? 「タイプR」もラインナップし7年ぶり日本市場復帰

「最速」の遺伝子は引き継がれるか

 新型「シビック タイプR」は、ベースとなるハッチバックがイギリスのスウィンドン工場で生産されるため、先代FK型と同じく同工場にて生産、欧州および北米そして日本を含む世界中に出荷されることになります。

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新型「シビック タイプR」のプロトタイプ(写真出典:ホンダ)。

 残念ながら詳細なスペックは未発表ですが、新型「タイプR」のスタイリングは、史上最速FFを掲げた現行モデルをさらに発展させた迫力あるもの。搭載されるエンジンはK20C型2L直噴VTECターボを発展させたもので、最高出力は350PSに達するというウワサもあります。大幅なパワーアップのウワサを裏付ける要因のひとつが、ボンネットフードに設けられたインテークダクトの存在。そのダクトを通った走行風はエンジン上部に移設されたインタークーラーに直接導かれ、サイズ自体も従来より大型化されているとのこと。

 また脚まわりにはブレンボ製対向4ポッド・ブレーキキャリパーと大型ドリルドローターを組み合わせ、ホイールはついに20インチを装着。タイヤサイズは前後とも245/30ZR20で、銘柄については未発表ながら「ニュルブルクリンク最速」をターゲットに専用開発された特別品が組み合わされるはずです。

 2017年、ついに日本市場へ本格復帰を果たす新型「シビック」。走行性能や燃費性能はもちろんのこと、最新の安全装備である「ホンダセンシング」を備え、また全車に電磁式パーキングブレーキを採用するなど、全体的な質感も大幅にアップ。セダン、ハッチバック、そして「世界最速2リッターFF」の「タイプR」が揃う新世代「シビック」ファミリーが登場する夏が、いまから楽しみです。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. せっかく国内で再登場するシビックも値段が大衆価格から大幅に値上げされ、庶民の手が届かない価格になるのでしょうね。大衆車でありライトスポーツでありファミリーカーでもあったシビックも高級車の領域に入ってしまうのでしょうか。

  2. タイプRの原点に戻るべきだ!開発者も昭和の終わり平成生まれだと思います。残念ながら往年のシビックではなくレプリカなRが悲しいそんな気がします。

  3. 新型シビックタイプRは、とても高性能な車ですが、値段がかなり高過ぎると思います❗
    できるだけ、車好きな多くの人達が気軽に乗れる値段設定にして欲しいと思います❗