昔「羽田は国内線、成田は国際線」でしたよね? なぜ今は「両方羽田が多数」なのでしょう…→その経緯、そして今後の展望とは

ANAグループが2029年度以降、成田発着の国際線を増強します。そのような成田空港ですが、かつては国際線をおもに担当し、羽田空港はほとんど国内線のみが運航されているという区分けがありました。そのように現在の体制へと変わったのでしょうか。

なぜ「成田は国際、羽田は国内ルール」崩れたのか

 成田・羽田の使い方が大きく変わったのは、アジア地域の他空港が充実した国際線ネットワークを構築しつつあったためとされています。韓国の仁川国際空港やシンガポールのチャンギ国際空港などがこれで、乗り継ぎ需要を確実に取り込んでいたほか、周辺住民の反対などから成田空港ではできない24時間運用も可能でした。そのため、2空港で国際線需要を逃さないようにする狙いがあったと見られます。

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ANAの「グループ中期経営計画」の説明資料(画像:ANA)。

 その一方で「ほぼ国際専用空港」だった成田空港はその後、違う役割を担うことになりました。新規就航のハードルが羽田より低いことなどから、新たな需要の取り込みを実施。国内線でもLCC便が多く就航しているほか、国際線でもインバウンド(訪日旅行者)向けのLCC(格安航空会社)によるレジャー路線を担当することが多くなっています。

 さらに近年高い需要を持つのが、成田空港を経由した北米・アジア間の乗り継ぎ便です。ANAグループが掲げている中期経営計画もこれを反映したもので、増強後の路線のダイヤ構造において、夕方便の山を積み上げることで成田空港を経由した乗り継ぎ利便性を強化する方針が掲げられています。

【写真】えっ…これが成田空港にあった「世界唯一の激レア巨大装置」驚愕の全貌です

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コメント

1件のコメント

  1. ANA御用メディアなので

    ANAが成田縛りを有名無実化し

    羽田発着枠優遇傾斜配分されたうえ

    IATAのU/Lルール(Use it or Lose it Rule)を

    無視しイスタンブール、ストックホルム、

    ミランの欧州3路線は

    デイリー発着枠配分されているのに

    フル活用しないで保持し続けていることを

    書けないのですね