東北道/新4号/国道408号…あと1本! 栃木「高規格道路の空白地帯」を埋める南北道路、実現なるか?

栃木県が「とちぎの道路・交通ビジョン2026」の素案を発表。構想路線となっている高規格道路「つくば・八溝縦貫・白河道路」の実現に向けて取り組みを加速化していく方針です。

確かに「高規格道路の空白地帯」

 栃木県が2026年1月「とちぎの道路・交通ビジョン2026」の素案を発表。構想路線となっている高規格道路「つくば・八溝縦貫・白河道路」の実現に向けて取り組みを加速化していく方針です。

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つくば・八溝縦貫・白河道路が通ると考えられる国道294号沿いの那須烏山市付近(画像:Google earth)。

 この道路は、福島県白河から茨城・栃木の県境付近を南下して筑波山に至る「八溝(やみぞ)山地」沿いを縦貫する道路として、2021年に国が策定した関東ブロック広域道路ネットワークの構想路線に位置づけられています。

 常磐道の土浦付近からまっすぐ北へ、北関東道とを短絡しつつ、栃木県内においては国道294号と重複。県東部の茂木町や那須烏山市、那珂川町、大田原市、那須町などを経由するイメージが示されています。

 この途中でもう一つ、東西方向の構想路線として「北関東北部横断道路」と大田原市付近でクロスする計画となっており、県はこの2路線の実現をかねて掲げています。関係する8市町の八溝道路推進首長連合が組織され、要望活動を行っているほか、県も調査を進めている状況です。

 県がとりわけこの東部地域の2路線を重視するのは、沿線の人口が著しく減少していることが挙げられます。茂木町や那珂川町、また茨城県の隣接自治体も10年間で人口が20~25%減少しています。もう一つ、減少の著しい地域として県北西部の山間地域(日光市)も挙げられますが、東部地域においては「可住地面積が広いのに減少している」という状況で、交通が不便な「高速道路の空白地帯」であることが結び付けられています。

 栃木県内の南北方向の広域道路網は、新4号国道を指す「茨城西武・宇都宮広域連絡道路」、その東側の高規格道路網となる国道408号ルートの「常総・宇都宮東部連絡道路」(真岡~宇都宮~矢板)も整備が進んでおり、県内の広域道路ネットワークのなかでも東部が大きな空白地帯となっています。東北道にも、北関東道にも、常磐道にも出るのが不便なエリアに新たな道路ができるか、注目です。

【第4くらいの東北道!?】これが「つくば・八溝縦貫・白河道路」です(地図/画像)

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