「この雪でも絶対に走るはずですよ」 “最強伝説”の夜行バス、噂は本当だった! 強さは“数字”に表れている!?
「最強最長」と言われた寒波の日も運行し、“最強伝説”がささやかれる夜行高速バスがあります。雪に強い理由や驚異的な輸送実績、そして筆者が昼間に目撃したバスの正体を探ります。
「最後に運休したのいつですか…?」
東京に戻っても筆者の脳裏に焼き付いたのが夕陽号の“最強伝説”です。事実確認のため庄内交通に後日問い合わせたところ丁寧に答えてくださり、筆者の想像を超える驚きの結果が浮かび上がりました。
なんと夕陽号は「最強最長」の寒波が襲来した2026年1月も含め、26年に入ってから「運休なし」ということでした。それどころか、25年は1年間を通じて運休が皆無の“皆勤賞”だったのです。
それでは、直近の運休がいつだったのでしょうか。この点を質問すると「2024年8月11~12日で、台風5号の影響で運休しました」と教えてくれました。
すなわち、2024年8月13日以降は1年半余り運行し続けているのです。自然災害が後を絶たず、冬には雪が深い東北地方と結ぶ長距離バスとしては驚異的で、“最強伝説”が伝えられるのも納得です。
輸送人員にも表れている「最強伝説」
夕陽号の酒田・鶴岡からの運行経路は、国道112号「月山道路」区間を含めた山形自動車道、東北自動車道を通って都内に入ります。ただし、東北自動車道の一部が通行止めになるなどの事態が発生することもあります。
庄内交通によると、そのような場合には「関越自動車道に迂回する場合もあります」と説明しました。道路状況も把握した上で柔軟な運行をしていることも“最強伝説”の秘訣のようです。
ただ、夕陽号について教えてくれたレストランの店員は「いつも満席みたいなので、今からだと予約できるかどうかは分からない」とくぎを刺しました。
輸送人員についても庄内交通に質問したところ、この結果も驚異的でした。共同運行会社の国際興業が運行する便を含めて2026年1月に上下108便を運行し、輸送人員は2545人、すなわち1便当たりの平均乗車人数が23.6人に達するのです。
庄内交通が運行している標準的な車両は26席、国際興業の車両は27―28席のため、ほぼ満席なのが恒常化している人気路線だと言えます。





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