“廃止検討”だった路線に「ノンストップ快特」新設 「異色すぎる名物特急」も“走らせます” 富山地鉄「攻めのダイヤ改正」の全貌
経営不振に陥っている富山地方鉄道に、新幹線停車駅と景勝地を結ぶノンストップ特急が“爆誕”します。それだけでなく、特急の利便性向上策を多数盛り込んだ“攻めのダイヤ改正”を行います。
「もう少し延長してもらえると…」が実現!
筆者がダイヤ改正で最も高く評価した点は、本線の特急の利便性向上でした。というのも、自分の乗車体験に基づいて「乗りものニュース」に執筆した記事「日本有数の『私鉄王国』揺らぐ 『富山地方鉄道』一部廃止案 乗ってわかった“ボトルネック”と代替ルート」(2025年7月9日)で提案したことが、2026年3月14日のダイヤ改正後に実現するからです。
筆者は、「本線だけを通る特急の運行区間が電鉄黒部―宇奈月温泉間にとどまり、使い勝手があまり良くない」「途中の新黒部と隣接する北陸新幹線の黒部宇奈月温泉での乗り換え利用に主眼を置いているため」だと指摘した上で、「特急を新魚津(魚津市)まで運転すればいいのに」と記していました。
黒部宇奈月温泉に止まる新幹線は一部列車を除く「はくたか」だけで、宇奈月温泉へ向かう旅行者の需要を十分に満たせていません。速達タイプの新幹線「かがやき」で富山に入ったり、富山市に宿泊したりする旅行者のためにも、富山地鉄の特急運行区間を新魚津―宇奈月温泉間に延長すれば、新魚津に隣接する魚津で「あいの風とやま鉄道」と乗り継いで移動しやすくなる――と提案していました。
この提案通りになり、現在は電鉄黒部―宇奈月温泉間を結んでいる特急列車が、ダイヤ改正後は運行区間を延ばして新魚津―宇奈月温泉間をつなぎます。本数も増やし、平日が上下2本増の上下6本、休日が下り1本増の上下8本となります。





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