なぜ護衛艦「やまと」は存在しない? 海自艦艇が「人名」を避けるワケ 伝説の名が“封印”される深い意味
明治天皇も却下!? 自衛艦に「人名」が絶対NGなワケ 先日、海上自衛官で夫のやこさんと横須賀界隈を散歩していたときのことです。ヴェルニー公園からは米軍基地を臨むことができ、奥の方に空母ジョージワシントンが見えるのですが […]
条件はクリアしてるのに… 護衛艦「やまと」が存在しない理由
2025年11月にはさくら型哨戒艦「たちばな」が進水しましたが、ミサイル艇と哨戒艦は鳥、木、草の名がつきます。橘はミカン科の木で、古くから日本に自生している樹木のひとつです。ちなみに自衛艦艇の名前の多くは、旧日本海軍で使われ、二代目、三代目というのが多々あり、艦名をひらがなにしていても、意外とかつての同名艦を意識していたりするんです。
こうしてみると、どこか雅かつ旧海軍の美学のようなものを感じる海上自衛隊の艦艇の名前……。なのですが、あの有名な「大和」は現代艦に受け継がれないのかという疑問が残ります。
これも諸説ありますが、「大和」は特別すぎるからあえて使われないのではと言われています。
「大和」自体は旧国名なので自衛艦の命名基準に合っていますが、もしも、護衛艦に「やまと」という名前をつけたら、その瞬間、同艦は特別な一隻となり、複雑な思いを乗せて語られ続けてしまいますから、仕方がないのかもしれません。
個人的には、現行の艦艇には重い歴史ではなく明るい未来を想起させるような名前が付いてほしいなと、思いました。
Writer: たいらさおり(漫画家/デザイナー)
漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。





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