JR東海、バスにも「ドクターイエロー」? 黄色のバス、その任務とは

訓練以外にも役に立つ「黄色いバス」、どこで会える?

 ジェイアール東海バスが導入した黄色いバス、訓練以外でも役に立つといいます。車内に折りたたみ式の椅子とテーブル、簡易トイレ、非常用の食料と飲料水などを用意。災害時における「移動事務所」としての機能を設けたそうです。電源はバス本体、バスのトランクルーム内に搭載する発電機、地上設備からの入力という3系統があり、車外への電力供給もできます。

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ジェイアール東海バス「乗務員訓練車」の車内見取り図(画像出典:ジェイアール東海バス)。

 このバスが走るのは、一般道や高速道路など、ジェイアール東海バスが指定した訓練コースなどとのこと。乗ることができず、運行時刻も発表されていないため新幹線の「ドクターイエロー」同様、出会えたら幸せになれる「幸せの黄色いバス」になるかもしれません。

 ちなみにジェイアール東海バスは、次の理由から乗務員訓練車を黄色くしたといいます。

「黄色は視認性に優れ、注意をうながす際に使用することが多く、バス事業者として最も重要である『安全』をアピールする意味で黄色をベース色としました」(ジェイアール東海バス)

 線路の保守工事などをになう鉄道車両は、夜間の作業時に目立つよう黄色に塗られていることが多く、新幹線の「ドクターイエロー」が黄色いのも、それがひとつの由来です。バスも新幹線も、その黄色は「安全」に関係していました。また線路の検査、乗務員の訓練とも、目指すところは同じ「安全」です。

【了】

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