プールもセンターもない! 阪神本線で唯一のカタカナ駅「尼崎センタープール前駅」不思議な駅名の由来とは

阪神電車の尼崎センタープール前駅の近隣にはいわゆる水泳の「プール」は存在しません。「プール」や「センター」は何を指すのでしょうか。

実はかつて「日本一」だった駅名

 では、この名称は駅の開業のどれくらい前から決まっていたのでしょうか。

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尼崎センタープールを空撮(画像:PIXTA)

 1952年3月の市報では、「レースのない日は少年少女のレクリエーションセンターとして活用する」という計画案が示されています。しかし、同年5月の市報ではすでに「センタープール」という呼称が使われています。

 つまり、わずか数か月の間に、街の未来を象徴する名称として「センタープール」が定着し、それが駅名にも採用されたとみられます。

 ちなみに「尼崎センタープール前駅」は、2009年3月20日に阪神なんば線の「ドーム前駅」が開業するまで、阪神電鉄で唯一カタカナを含む駅名でした。

 また、駅名の表記10文字は、北総鉄道北総線・京成電鉄成田空港線の「千葉ニュータウン中央駅」と並び、日本一長い駅名とされていました。

 さらに、読み仮名14文字という長さも特徴で、1988年7月1日に阿武隈急行線の「やながわ希望の森公園前駅」が開業するまで、日本一長い読みの駅名でした。

 なお、かつては駅ホームから競艇場の水面が見える構造で、利用者が電車を待ちながらレースを観戦することもできたといいます。しかし現在は高架化されているため、当時のように見ることはできません。

【駅からボートレース観戦できた!?】これが「尼崎センタープール前駅」です(画像)

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