ウ軍の「万能ドローン艇」が米英指揮のフリゲートに命中! 露艦の撃沈も記録した“海のハンター”が演習でも実力を発揮

ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2026年3月17日、北大西洋条約機構(NATO)の海上防衛部隊演習に参加し、フリゲート1隻を撃沈扱いにしたと報じました。

ロシア艦艇の撃沈や戦闘機撃墜記録もある水上ドローン

 ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は2026年3月17日、北大西洋条約機構(NATO)の海上防衛部隊演習に参加し、フリゲート1隻を撃沈扱いにしたと報じました。

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対空兵装を装備した「マグラV7」(画像:ウクライナ国防省)

 演習に参加したのは、ウクライナの水上ドローンを運用する部隊で、2025年9月にポルトガル沿岸で実施された「ダイナミックメッセンジャー2025」です。

 同演習では、水中・水上・航空の各種ドローンの試験に加え、艦隊とドローン部隊の模擬戦闘も行われました。

 模擬戦闘では、ウクライナが各種ドローンを主体とする「レッドチーム」を指揮し、アメリカ、イギリス、スペインなどの部隊を含む多国籍の「ブルーチーム」と競いました。演習では、港湾防衛や護衛任務など、さまざまなシナリオが扱われました。

 ウクライナ側の参加者によると、5つの形式の模擬戦すべてでウクライナ主導のチームが勝利したとのことです。また、艦隊との模擬海戦では、レッドチームはNATOのフリゲートに命中させ、実戦であれば艦は撃沈扱いだったとされています。

 参加したウクライナ部隊は、水上ドローン「マグラV7」を主に使用したようです。この水上ドローンはモジュール式で、偵察型・自爆型・小型戦闘艇型などに換装可能で、演習でも複数のタイプが使用されました。

 実戦でもこの水上ドローンは戦果を上げており、ロシア黒海艦隊との戦闘では、揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」を撃沈したほか、ミサイル艇やコルベットに損傷を与えました。

 また、対空ミサイルなどを搭載した対空特化型「マグラV7」では、搭載されたAIM-9「サイドワインダー」を使用し、Su-30戦闘機2機を無人艇としてはおそらく史上初めて撃墜しました。

【画像】パーツ交換で様々な戦闘に対応する「マグラV7」

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