米海軍の「最新鋭空母」火災やトイレ詰まりに苦しむ“ヘロヘロ”状態を解消へ? まだ頑張ってもらうと高官が発言

アメリカ海軍は2026年3月28日、世界最大の航空母艦である「ジェラルド・R・フォード」がクロアチアのスプリト港に停泊したと発表しました。

長期間の展開が続く空母

 アメリカ海軍作戦部長は2026年3月31日、世界最大の航空母艦である「ジェラルド・R・フォード」の展開期間が11か月を超える可能性が高いと発表しました。

Large 20260406 01

拡大画像

世界最大の航空母艦である「ジェラルド・R・フォード」(画像:アメリカ海軍)

 同艦は、イランに関連する中東情勢の変化に対応するため紅海へ派遣されていましたが、3月12日、艦内のランドリー施設で火災が発生したことにより3月28日からクロアチアのスプリト港に停泊中です。火災はすぐに鎮火し、航行には支障ありませんでしたが、損傷を修理する必要性から3月19日にはクレタ島へ離脱。その後、ギリシャのスーダ湾で補給を終え、修理設備のあるスプリト港へ向かいました。

 同艦は2025年6月にノーフォーク海軍基地を出港して以降、北極圏、地中海、カリブ海、紅海で活動を続けています。修理中である現在でも空母打撃群としての機能は維持されており、4月1日にはその修理も終えていますが、次の任務は現状では発表がありません。

 その展開期間はすでに260日を超えており、このまま4月中旬頃まで展開が続けば、ベトナム戦争時に展開していた複数の空母の記録を上回る可能性があります。なお、ベトナム戦争中に最も長期間展開していた空母は「ミッドウェイ」で、332日間とされています。さらに展開が続いた場合、戦後最長の展開期間となる可能性もあります。

「ジェラルド・R・フォード」はジェラルド・R・フォード級空母の1番艦であり、高度に自動化された艦内システムや、従来の蒸気圧ではなくリニアモーターで作動する電磁カタパルトなど、革新的な技術が導入された大型の原子力空母です。

 しかし、高度に自動化された艦であっても乗組員がいる以上、戦闘時以外でもさまざまな問題が発生するようです。今回の修理の原因となった火災のほかにも、多くのトイレが詰まり使用できなくなるトラブルが発生しており、長期間の展開による艦および乗組員の疲労も指摘されています。

【画像】働きすぎ…? これが、修理のために入港する直前に「ジェラルド・R・フォード」です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス