サービスエリアに一流シェフ? 高速道路の「食事」が大きく変化したワケ

高速道路のサービスエリアで提供される食事が、大きく充実してきています。そのレストランの運営は、実は国内でも一流どころであったりすることも。なぜそうした現状があるのでしょうか。

サービスエリアの料理人が腕を競うコンテスト開催。

 2017年2月19日(日)、服部栄養専門学校(東京都渋谷区)にて、NEXCO中日本および中日本エクシスによる「第9回 メニューコンテスト」の決勝大会が開催されました。NEXCO中日本が管轄する高速道路に設置されたSA(サービスエリア)のレストランが参加する、料理コンテストです。「SAの料理人」にスポットライトが当たる数少ないイベントということもあり、参加する料理人さんをはじめレストランのスタッフが非常に力を入れる、渾身の逸品が並びます。

 そんななか、最優秀賞を獲得したのが北陸自動車道 有磯海SA(下り・富山県魚津市)の「越中とやま の味めぐり~つなぐ~」(2000円・税込)でした。「つなぐ」というのは料理のコンセプトになっている「郷土料理の伝統をつなぐ」という気持ちを表したものといいます。

有磯海SA(下り)の「越中とやま 食の味めぐり~つなぐ~」。内容は前菜5種盛、ぶり大根、幻魚(げんげ)の天婦羅、鱈の真丈、握り寿し、和風杏仁プリン(画像:NEXCO中日本)。

 今回の受賞が素晴らしいのは、料理の美味しさだけではありません。なんと有磯海SA(下り)の最優秀賞獲得は、過去4大会連続で通算5度目になるのです。しかも今回、前回大会、前々回大会で料理人のチーフは別の人が務めており、人が変わっても最優秀賞を獲得するという、驚きの結果を出し続けています。

 つまり有磯海SA(下り)の連覇は、天才的な個人の力ではなく、組織の力による偉業だったのです。

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コメント

3件のコメント

  1. その素敵なお店に行くために、車を買うなり借りるなりしたうえに高速料金とガス代まで払うわけだな
    高い入場料だなあ

  2.  拠点駅と高速道路内の全ての停留所とSA・PAに停まる高速(?)バスが一時間間隔位で運行されていたら様々な事情で自動車が運転出来ない人も気軽に利用出来るんだけどね。乗り降り自由の一日乗車券があればサービス・パーキングエリア巡りも出来るし。上下線の同じ個所にSA・PAがある場合にはスロープ付きの連絡地下道などがあれば近隣住民にとっても便利になるだろうし、運賃設定によるけど、「ちょっと近くのSA・PAまでお出かけ」のような事も出来る。
     現行の高速バスだと、停まり過ぎたり長時間停車していると所要時間が長くなり過ぎるのが大きいと思うけど、「ここで降りて暫く過ごしてみたいな」と思っても出来ないから「東京駅~静岡駅間の全ての停留所とSA・PAに停まるSA・PA巡りバス」のようなものを継続して運行して欲しい。東名高速だったら海の直ぐ傍にあるPAで降りて暫く海を眺めてみたい。

  3.  一例を挙げれば、足柄SAなんて高速バスでよくある10~15分程度の停車時間では落ち着いて買い物とか出来ないもん。かと言って20分超えの休憩時間を取っていたら全体の所要時間が長くなり過ぎてかえって不便になって利用者が減る恐れがあるから致し方ないところがあるのは分かるから個別にSA・PA巡りバスを運行して欲しいと強く思う。