「空母? いや小さすぎ!」100m未満の飛行甲板を持つ艦の“先進的”能力とは

ポルトガル海軍は2026年4月7日、多目的艦「ドン・ジョアン2世」の進水式を実施しました。

各種無人機を柔軟に運用する多目的艦

 ポルトガル海軍は2026年4月7日、多目的艦「ドン・ジョアン2世」の進水式を実施しました。

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進水直前の「ドン・ジョアン2世」(画像:ポルトガル海軍)

 同艦は、ポルトガル海軍とオランダの造船会社ダーメン・グループが共同で開発した艦です。

 特徴的なのは、モジュール式設計により装備の入れ替えが可能であることです。任務によって、ヘリコプターや航空・水上・水中の各種無人機などを連携させて運用できる、柔軟な多目的プラットフォームとしての活用が期待されています。

 主な役割は、海上での安全保障のほか、災害派遣、海底の調査・探査、海洋データの収集および処理などの任務に加え、科学・経済・海洋知識の発展を支援することです。そのため、純粋な戦闘艦ではなく、調査船や支援艦に近い性格を持つ多目的艦となります。

 基準排水量は約7000トンと見込まれています。ヘリや無人機を搭載するための飛行甲板を備えていますが、全長は約94メートルで、日本のいずも型(245メートル)と比べると半分以下と、かなりコンパクトであることがわかります。それでも、無人機用格納庫のほか、無人潜水艇および無人水上艇用の船尾ランプが装備されています。

 進水式を終えた同艦は今後、海上試験の段階に進む予定で、問題がなければ試験終了後にポルトガル海軍へ引き渡されることになります。

【画像】あ、上から見ると確かに小さい?新型艦「ドン・ジョアン2世」

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