「今日は空港の格納庫に泊まります」現実に!? 前代未聞「格納庫キャンプ」を体験したら「あれ?イイぞ!?」

旅客機の主翼の下にテントを張り、格納庫で一夜を過ごす体験プログラムが北九州空港で始まりました。航空会社スターフライヤーと旅行会社JTBによる、普段は入れない“空の聖域”での特別なキャンプを体験取材しました。

サウナ、ディナー、トークショー、楽しみ方は自由

 このイベントは“キャンプ体験”のためにただ格納庫を開放するのではなく、業務で使われている空港に参加者がお邪魔する形で開催されます。格納庫の目の前の滑走路では、旅客機が定期的に発着しており、飛行機のエンジン音や空港設備の作動音が聞こえてきます。

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ケータリング形式で提供される格納庫ディナー(布留川 司撮影)。

 これらの騒音はキャンプ場所としては不便かもしれませんが、飛行機ファンや空港という環境を楽しみたい人々にとっては唯一無二の体験といえるでしょう。

 なお実際、運航中の空港施設に一般人を立ち入らせるというのは簡単なことではなく、実現にはスターフライヤーの全面協力に加え、主催するJTBでは国交省を初めとした行政・関連団体の調整を重ねて多くの許可申請を行ったそうです

 チェックイン後に最初に行なうのは、自身の寝床となるテントの設営です。テント泊というアイディアは、最近のグランピングブームの影響のようにも思えますが、実際は格納庫内に恒久的な宿泊設備を持ち込むことは保安規定や法令的に難しく、その兼ね合いもあるそうです。参加ゲストが楽しめるように、テントは航空機の駐機場所の周辺に設営されます。

 航空機が格納庫に戻ってくる深夜までは格納庫内で自由に過ごすことができます。テントの他にキャンプ用のチェアとテーブルも用意されており、酒類を含む飲食物の持ち込みも可能です。

 ゲストをもてなすイベントも充実しており、19時からはケータリング形式で20種類のメニューが用意された空港ディナーや、スターフライヤー社員によるトークショーやビンゴ大会(旅客機を牽引するトーイングカーの搭乗券などが当たる)が行なわれます。

 また、筆者が個人的に気に入ったのは、格納庫前に置かれたサウナトレーラーによる「格納庫前サウナ」で、専門業者によって準備された薪ストーブサウナと水風呂は超本格的なサ活を楽しむことができます(23時まで利用可能)。

 飛行機ファンであれば撮影を楽しむのもオススメです。

 会場となるスターフライヤーの格納庫は、北九州空港の滑走路の南側末端の隣にあり、離着陸する航空機を間近で見ることができます。海上空港である北九州空港において、この場所以上に航空機に近づいて撮影できるスポットは他に無いでしょう。

えっ…これが前代未聞「格納庫キャンプ」驚愕の様子です

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