「ついに“この先”と道がつながる」 ずっと「工事中」だった千葉“旧有料道路の不完全なIC”もうすぐ完成形へ!? 渋滞緩和にかなり効く?

旧千葉外房有料道路「鎌取IC」を“完全”にする工事が佳境を迎えています。

先が見える! 森みたいだった「ICの未開通部」

 千葉市緑区で主要地方道「生実(おゆみ)本納線(赤井町地区)」の整備が佳境を迎えています。ずっと未完の状態だった旧「千葉外房有料道路」の起点、鎌取ICを完成形にするための工事で、千葉市の神谷俊一市長が2025年9月の会見で開通予定を「2027年3月末」と発表しています。

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生実本納線の蘇我方面から鎌取ICの「未開通部」を望む。アンダーパスとなる本線部を見通せる(乗りものニュース編集部撮影)

 旧千葉外房有料道路は、千葉市緑区の鎌取ICから茂原市の桂ICに至る延長14.3kmの路線で、2023年2月に全線無料化となりました。長らく起点だった鎌取ICは、京葉道路の松ヶ丘ICや千葉東金道路の大宮ICにも近く、茂原側では圏央道の茂原北ICと接続しているため、複数のICから利用できる千葉―茂原間の快走路となっています。

 鎌取ICは大網街道に接続していますが、本来は大網街道をアンダーパスして京葉道路の蘇我IC(国道16号)方面に直結する計画でした。しかし、アンダーパス部が長く未開通のため、大網街道から松ヶ丘IC方面にクルマが集中し、慢性的に混雑しています。蘇我IC方面から来ると、直進方向(鎌取IC方面)を点線で「工事中」と示した案内看板が現れますが、この状態がずっと続いていました。

 未開通部の途中にある配水池への橋や、都市計画道路「磯辺茂呂町線」の橋は下に道路を通す設計でできているにもかかわらず、長らく木々に埋もれた状態でしたが、2024年8月、ついに未開通部の工事が動き出しました。木々が取り払われ、アンダーパス構造の先を見通すことができるようになっています。

 神谷市長は昨年9月の会見で未開通部について「長く地権者の同意が取れず、つながっていませんでしたが、地権者の同意をいただくことができ、現在整備を進めているところです」と説明していました。

 ここができると、鎌取ICの周辺からは蘇我ICを含めた3つのICを選びやすくなるため、交通の分散も期待されます。SNSでは「鎌取インターから先もついに繋がる感じか」「茂原から蘇我までクソ楽になるぞ!」といった声が寄せられていました。

 なお、生実本納線(旧千葉外房有料道路)では、現状で出入りに制限のある“ハーフIC”となっている高田ICのフル化事業も進行中です。鎌取ICの新アンダーパス付近では新たな産業団地「ネクストコア千葉生実」、高田IC付近では「同・千葉誉田」(いずれも仮称)が建設中で、ICの改良はそれらの供用後の交通量増加を見越してのことです。2026年度には圏央道の千葉県内区間の全通も予定されていますが、圏央道の利用者にとってもルートの選択肢が広がりそうです。

【もうすぐ開通!?】旧「千葉外房有料道路」と鎌取ICの未開通部の現状(地図/写真23枚)

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