豊洲と日本橋を直結する「フル電動船」26日から運航開始へ 所要時間や料金は?

三井不動産が、国内初となる民間企業によるフル電動旅客船「Nihonbashi e-LINER」の定期運航を、2026年4月26日にスタートします。

民間企業によるフル電動旅客船としては国内初

 三井不動産は2026(令和8)年4月15日、国内初となる民間企業によるフル電動旅客船「Nihonbashi e-LINER」の定期運航を、4月26日(日)にスタートすると発表しました。

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豊洲-日本橋間で運航を開始するフル電動旅客船「Nihonbashi e-LINER」(乗りものニュース編集部撮影)

 この事業は、三井不動産が展開する舟運プロジェクト「&CRUISE」の一環として、豊洲船着場(アーバンドックららぽーと豊洲)と日本橋船着場(中央区防災船着場)を行き来する便として就航します。運航は観光汽船興業が担当します。

 航路は豊洲~日本橋間で、片道の所要時間は約25分。将来的には、三井不動産が再開発を推進している日本橋エリアと、臨海部の様々な場所を結ぶことが想定されています。

「&CRUISE」に投入されるのは、フル電動旅客船「Nihonbashi e-LINER」です。この船は総トン数約17トン、定員60人(最大搭載人員62名)。推進装置として、約300kwのリチウムイオン電池を搭載しています。運航にあたっては、商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」に新設された給電設備を活用する予定です。

「Nihonbashi e-LINER」は、総トン数約17トン、定員は60人(最大搭載人員62名)です。推進装置には約300kwのリチウムイオン電池を搭載したフル電動旅客船で、運航にあたっては商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」に新設された給電設備を活用する予定です。

 外観は近未来的なデザインで、日本橋川を航行するため船の高さを低くした「低頭型」となっています。電動のため非常に静かで、振動や燃料の臭気も抑えられているのが特徴です。

 また、有事の際は人や物資の輸送に充てることが想定されており、スマートフォンへの逆給電も可能な防災船としての一面も持っています。三井不動産は、単なる移動手段ではなく、乗ること自体も目的になる旅客船を目指すとしています。

 運航開始を記念し、4月26日(土)から5月31日(金)までの期間限定で「Hello Nihonbashi e-LINERキャンペーン」が実施されます。期間中は割引運賃として大人900円、小学生450円(いずれも税込)で乗船可能です。キャンペーン期間中は、一部運休日を除き毎日運航されます。

 乗船予約は「東京舟旅」の公式サイトから受け付け中です。当日に空席があれば予約なしでも乗船可能ですが、支払いは現金不可とのことです。なお、翌6月1日(土)以降の通常料金は大人1000円~1500円で、同日にはダイヤ改正も実施する予定としています。

【画像ギャラリー】日本初の“フル電動旅客船”の船内・運行経路を写真で見る

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