静岡屈指の“酷道”、相次いだ崩壊から10か月ぶり復旧へ ただし予断許さぬ“厳しい条件”付き

10か月のあいだ一部不通となっていた国道362号が、条件付きで規制を解除となります。

中部エリア屈指の“酷道” 条件付きで規制解除へ

 静岡県浜松市は2026(令和8)年4月20日、相次ぐ法面や路肩の崩壊で通行止めとなっていた国道362号の一部区間について、応急復旧工事が進んだことから、条件付きで規制を解除すると発表しました。

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国道362号の条件付き通行再開区間のイメージ(Google Earthを加工)

 国道362号は、愛知県豊川市から静岡市葵区までを東西に結ぶ道路ですが、静岡県川根本町を経由するため北に大きく迂回し、その大部分が山間部を走るルートとなっています。特に、静岡県内の大半はヘアピンカーブが連続するセンターラインのない区間となっており、道路勾配が法令の上限(12%)を超える15%の急坂もあることから、いわゆる“酷道”としても知られています。

 浜松市天竜区内では2025(令和7)年6月14日の豪雨で法面の一部が、また2026年4月9日には路肩の一部が相次いで崩壊しました。このため市は応急復旧の工事を進めてきましたが、このほど作業が進捗したことから、通行止めが条件付きで解除されることになりました。

 通行再開は2026年4月30日(木)15時からの予定ですが、当面は片側交互通行、かつ普通乗用車以下のみの通行に限定されます。4トントラックなど以上の中型・大型車は通行できません。

 また、連続雨量が120mmに達した場合や、震度4以上の地震が天竜区内で発生した場合、一級河川杉川の水位上昇や法面などに異常が確認された場合は、再び全面通行止めとなります。

 市は中型・大型車以上のドライバーに対し、付近を通行する際は本ルートではなく県道「春野下泉停車場線」など、迂回ルートを利用するよう呼びかけています。

【こりゃ“酷”い…】国道362号「路肩崩壊」直後の様子を写真で見る

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