弘南鉄道と水間鉄道、元東急7000系のコラボ企画開始 カラー交換も

元東急電鉄7000系を保有している弘南鉄道と水間鉄道が連携企画を始動。入場券発売や車両のカラーデザイン交換などの取り組みを進めています。

日本鉄道業界初のオールステンレス車

 弘南鉄道(青森県平川市)と水間鉄道(大阪府貝塚市)は2017年3月3日(金)、元・東急電鉄7000系電車を両社とも保有していることから、これにちなんだ連携企画を展開していくと発表しました。

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7000系連携企画のロゴ。水間観音と岩木山がデザインされている(画像:弘南鉄道)。

 東急電鉄の7000系(初代)は、日本の鉄道業界で初のオールステンレス車として1962(昭和37)年に登場。134両が製造され東横線や田園都市線などで2000(平成12)年まで使用されました。

 1988(昭和63)年からは、鉄道事業者では弘南鉄道、北陸鉄道、水間鉄道、福島交通、秩父鉄道に譲渡され、現在も秩父鉄道を除く4社で7000系は“第二の人生”を送っています。

 弘南鉄道には計24両、水間鉄道には10両がそれぞれ導入されています。なお、水間鉄道では2006(平成18)年度からリニューアルが行われ、1000形に変更されています。

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