なぜ高速SAの駐車場は「斜め」ばかり? 停めやすいだけじゃない 命を守る「超合理的」な理由もあった!
高速道路のサービスエリアで駐車すると目にする、駐車場の枠が斜めに引かれているその秘密を探ってみます。
停めにくそうに見えて、実は運転が楽に!?
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は駐車場を備えていますが、通常の駐車場とは一味違います。駐車枠がスーパーやコンビニのように直角に区切られておらず、進行方向に対して斜めに傾いて引かれていることが多いのです。
「停めにくそう」「なぜわざわざ斜めにしてあるのか」という声も聞かれそうな、道路などに対して斜めに引かれたライン。このようにあえて斜めに引かれている理由はなんでしょうか。
NEXCO東日本によると、斜めにする理由は大きく2つあります。ひとつは、「スムーズに駐車できるように」という目的です。そしてもうひとつが、ドライバーが「出発のときの進行方向を間違えないため」とのことです。
一般に見られるふつうの駐車場では、駐車枠に対して車を90度カーブさせて枠内に入れる必要があります。ハンドルを大きく切り返す操作が必要とされ、場合によっては何度も切り返しをすることもあり、調整に一苦労した経験を持つドライバーも多いのではないでしょうか。
いっぽう、サービスエリアなどの斜めに設定された駐車枠なら、進行方向から車をゆるやかに傾けるだけで、しっかり駐車枠に収まります。90度曲げる必要がある駐車場と違ってハンドルを切る量が少なくて済み、出るときも自然に車の前方が進行方向を向く一石二鳥の効果があります。
長距離運転で疲れたドライバーや、大型トラックを運転するプロドライバーにも、この“楽に停められる設計”は駐車の手間を大きく減らす、メリットの大きな構造です。
でも、斜め駐車の役割は、駐車をしやすくするだけではないようです。





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