トンネル天井の「お化け扇風機」何のため? 風速は台風並み! ただの換気じゃない「命を守る」ハイテク装置だった
長いトンネルを走っていると見かける、天井に吊るされた筒状の巨大な扇風機。あれはいったい何のために回っているのでしょうか。ただの換気だと思われがちですが、実は火災時に私たちの命を守る重要な役割がありました。いったい、どういうことなのでしょうか。
ただの換気じゃない? 天井の「巨大扇風機」が持つ真の使命
トンネル内を自動車やオートバイなどで走行中、頭上で回る巨大なファンを目にしたことはないでしょうか。正式名称を「ジェットファン」と呼びます。
この装置には、大きく分けて2つの役割があります。1つは、日常的な「換気」です。自動車の排気ガスなどがトンネル内に留まると視界が悪くなってしまいます。
そこでジェットファンを使って人工的な風を起こし、空気を入れ替えることで、安全に走行できる環境を保っています。センサーでトンネル内の空気の汚れ具合などを検知し、その情報に基づいて換気設備が自動的にコントロールされているのです。
道路トンネル向けジェットファンの大きさは、例として直径630mmから1530mm級といった幅広いラインナップが用意されています。トンネルの長さや交通量などの条件に応じて、適切な大きさや出力の機種が組み合わされて設置されます。
しかし、この巨大な扇風機の真価が発揮されるのは、万が一の「火災」が発生したときです。





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