台湾の“新型戦車”が基地外で爆走! その目的とは? 実は疑念を晴らすための訓練だった

台湾国防部は2026年5月20日、アメリカから購入したM1A2T「エイブラムス」主力戦車で公道を走る訓練を公開しました。

重すぎるという噂を否定するため?

  台湾国防部は2026年5月20日、アメリカから購入したM1A2T「エイブラムス」主力戦車による公道走行訓練を公開しました。

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M1A2T「エイブラムス」(画像:台湾国防部)

 エイブラムス戦車は、台湾北部の新竹県にある湖口駐屯地から、新竹市の空軍新竹基地までの約22kmを走行したとのことです。

 この訓練の目的は、北部地域で有事が発生した際の対応能力を確認することに加え、戦車が台湾の道路環境に適応しているかを検証することにありました。エイブラムス戦車は重量が70t近くあり、これまで台湾軍が運用してきた戦車よりもかなり重いため、道路の損傷や橋梁への負荷を懸念する声が一部で上がっていたためです。

 今回の訓練には6両のエイブラムス戦車が参加しましたが、道路に大きな損傷は確認されませんでした。また、橋を通行する際には、敵からの攻撃を想定して隊列を分散させる運用訓練も実施されましたが、大きな問題はなかったとのことです。

 M1A2T「エイブラムス」は、アメリカ陸軍などで運用されているM1A2をベースに、台湾の運用環境に合わせた改修を施した戦車です。2024年12月から順次納入が開始され、合計108両が2026年4月に出そろったばかりです。

【画像】かなり年代物…M1納入前の台湾戦車

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