動画で公開! 米空軍の「未来の戦闘機」による仮想敵の撃墜シーン 実戦配備は目前か?
アメリカ空軍の次世代航空戦力を担うAI搭載無人戦闘機(CCA)。その1機種に選定されたアンドゥリル製YFQ-44A「フューリー」が、米国初となる無人機からの空対空ミサイル実弾発射試験に成功しました。
攻撃の判断は「人間」が下す
アメリカ空軍とアンドゥリルは2026年7月15日、有人戦闘機と連携するAI搭載無人戦闘機「CCA(協同戦闘機)」に選定されたYFQ-44A「フューリー」が初めてAIM-120 AMRAAM空対空ミサイルの実弾発射試験を実施したと発表しました。
試験は7月10日、カリフォルニア州モハヴェ砂漠上空で実施されました。すでにオーストラリアのMQ-28「ゴーストバット」やトルコの「クズルエルマ」などが無人機からの空対空ミサイル発射に成功していますが、今回の発射試験はアメリカでは初となります。
アンドゥリル製YFQ-44Aは、ゼネラル・アトミクス製YFQ-42Aとともに、今年6月に空軍との量産契約が結ばれた無人戦闘機であり、量産化にともない試作機を意味する「Y」の字が外れることになります。
CCA2機種のうちYFQ-44Aは量産性を重視した設計を特徴としています。構造的に複雑な機内弾倉(ウエポンベイ)は持たず、今回の試験でも翼下に左右1発ずつのAIM-120を搭載しています。
エドワーズ空軍基地から離陸したYFQ-44Aは地上オペレーターの指示に基づき、AIM-120を仮想の標的に発射したとのことです。実体のある標的ではなく、デジタルデータ上の仮想目標であったとみられます。空軍はまた、ミサイルの発射がオペレーターの判断によること、すなわち無人機の致命的な行動について人間が常に判断するという点を強調しています。
今回の試験について、アンドゥリルは「CCAを実戦能力に導く、大きな一歩を刻んだ」とSNSで表明しています。空軍ではもう1機のCCAであるYFQ-42Aについても、同様の試験を計画しているようです。




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