ウクライナにスウェーデン製戦闘機供給でイギリスが「雇用が強化される」と大歓迎!? その理由とは?

イギリス国防省は2026年5月28日、ウクライナへの供与が決まった戦闘機「グリペン」により、自国内の雇用促進が見込まれるとして歓迎の意向を示しました。

実は様々なメリットがある?

 イギリス国防省は2026年5月28日、ウクライナへの供与が決まった戦闘機「グリペン」により、自国内の雇用促進が見込まれるとして歓迎の意向を示しました。

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「グリペン」戦闘機(画像:サーブ)

 ウクライナがグリペンの供与を受けることは5月28日、スウェーデン訪問中のウクライナのゼレンスキー大統領が、スウェーデンのクリステション首相と共同で発表しました。

 この決定により、初回分として最大20機のグリペンE/F戦闘機を取得する意向が示され、またスウェーデンも同国空軍が運用するグリペンC/D戦闘機のうち最大16機をウクライナへ供与する意向としています。

 あわせてスウェーデン政府は、ウクライナへ供与されるスウェーデン空軍のグリペンC/Dの穴埋めとして、新たな機体取得に関する予算措置も講じると発表しています。この件に関連し、イギリス国防省は「大規模な新型戦闘機の取引を通じて雇用が強化される見込みであり、航空機の重要部品はイギリスで製造され、5000人以上の英国の雇用を支えることになる」と発表しています。

 実はグリペンにはイギリス製の部品が多く使用されており、同国国防省によると、レーダーや着陸装置などの重要部品を中心に約30%以上がイギリス製とのことです。そのため、少なくとも50のイギリス企業がこの取引に関与する見込みであり、5000人以上の英国の雇用を支えるとしています。

 なお、この件についてイギリスのスターマー首相も歓迎しており、「この合意は、イギリスの産業が世界の舞台で成し得ることを示しています。イェオヴィルからエディンバラに至るまで数千の雇用を支えつつ、ロシアの違法な侵攻から自国を守るために必要な航空戦力をウクライナに提供することにつながります」とコメントしています。

【画像】「グリペン」のウクライナ空軍への供与が決定した際の会見

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