新型車両と入生田基地の完成イベント開催 引退車両の撮影会も 箱根登山鉄道

箱根登山鉄道が、新型3100形電車と入生田基地完成記念イベントを2017年4月29日に開催します。当日は引退車両の撮影会も開かれる予定です。

定員は計200人

 箱根登山鉄道(神奈川県小田原市)は2017年4月3日(月)、新型の3100形電車「アレグラ号」と入生田基地の完成記念イベントを4月29日(土・祝)に入生田基地(同)で開催すると発表しました。

 3100形の車両デザインは、箱根登山鉄道で2014年11月から使用されている3000形「アレグラ号」をはじめ、小田急電鉄の特急「ロマンスカー」用車両である50000形「VSE」や60000形「MSE」、そして2018年3月デビュー予定の新型70000形などを手掛ける岡部憲明アーキテクチャーネットワークが担当。2両固定編成で運転できるほか、3000形1両と連結して3両での運転も可能です。

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箱根登山鉄道が導入する新型の3100形電車「アレグラ号」(画像:箱根登山鉄道)。

 入生田基地は、箱根湯本駅から小田原方面に1駅目の入生田駅近くに位置する車両基地です。今回、検車庫などの設備が完成します。

 イベントでは、デビューを控えた3100形の展示や、今年2月に引退した110号電車の撮影会、基地内の屋根点検台からの車両見学、洗車機の実演、グッズ販売などが行われます。

 参加費は不要ですが、事前の申し込みは必要です。募集人数は、午前の部(9時30分~)と午後の部(12時30分~)で各100人。応募ははがきのみで、締め切りは4月14日(金)必着です。応募者多数の場合は抽選が行われます。

【了】

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