ここができれば「約200km」つながる! 「山陰道“県内最後の区間”」が進捗 下道の上下線パックリ分離! 開通へはずみ

山陰道の未開通部の整備の進捗に伴って、上下線を分離して運用する区間が拡大します。“本線”の開通が目前という段階です。

「北条道路」開通へ一歩前進!

 国土交通省 倉吉河川国道事務所は2026年7月8日、「山陰道」の一部となる国道9号「北条道路」の整備の進捗に伴い、上下線を分離して運用する区間を7月30日(木)朝6時に東方向へ延伸すると発表しました。

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国道9号「北条道路」の国坂地区の整備状況(画像:倉吉河川国道事務所)

 北条道路は鳥取県湯梨浜町の「はわいIC」から、琴浦町の「大栄東伯IC」までの13.5km。山陰道における鳥取県内の「最後の未開通区間」となっており、開通すれば鳥取市から島根県大田市まで、約200kmが1本の高規格道路でつながります。

 倉吉河川国道事務所によると、上下分離区間は鳥取県北栄町の松神地区から東に3.3km、同町国坂まで延伸されるとのこと。これにより、上下分離区間は由良川を渡る大栄大橋の東側から、道の駅ほうじょう付近までの6kmほどに伸びる見通しです。

 また、この上下線の分離工事を実施するため、7月21日(火)~7月23日(木)と7月29日(水)の計4日間にわたり、国道9号は上り線の一部で夜間に通行止め規制が行われる予定です。対象区間は、県道倉吉由良線との接続部から国道313号とつながる田井交差点までの3.9kmとなっています。

 同事務所は規制中に付近を通るドライバーに対し、倉吉由良線から県道羽合東伯(はわいとうはく)線を走り、国道313号経由で迂回するルートを利用するよう呼びかけています。

 なお当初、北条道路は2026年度の全線開通を予定していましたが、工事中にコンクリートの残骸や廃タイヤなど大量のガレキ類が地中から出現したため、西側の大栄東伯IC~北条IC/JCT(仮称)間(約7.6km)は開通時期が見直しとなっています。

 その一方、東側(はわいIC~北条IC/JCT間、約5.9km)区間は比較的順調に工事が進んでおり、2026年度内に東側が先行開通する計画です。

【写真・地図】「北条道路」の計画ルートと「地中から出てきたガレキ」を見る

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