都内初「特定原付の死亡事故」=LUUP、“その後”が判明 「シェアサービスのヘルメット問題」もはや社会課題に
都内の公道で初めて発生した電動キックボードを含む特定小型原付の死亡事故。LUUPの車両であることが明らかになっていますが、警察関係者への取材でその後の経過が判明しました。
「マイキックボード」ならば対策は見えるが…
特定小型原付は、自転車と同様にヘルメットの着用は努力義務とされています。車両の所有者の安全意識が高ければ、ヘルメット購入の助成などを進め、利用の抵抗感を下げられます。駐車時は自分の車両にヘルメットを置いて、身軽になって離れることもできるからです
一方、シェアサービスではヘルメットの共用が想定しにくく、利用者がヘルメットを持参するようになるには、特別な対策が必要になります。移動のためにヘルメットを持ち歩くことは、手軽な移動につながらないという意識があるためです。
Luupでは、折りたためて厚みを圧縮、持ち運びを容易にするオリジナルデザインヘルメットをアマゾンで販売していますが、利用者の動向からは着用率アップの有効打とは言えない状況です。
電動キックボードなど立ち乗り型の乗り物は、バランスを崩してもステップから足を出して体勢を立て直しやすいとされている反面、自車のスピードが出ている場合や衝突された場合は、車体や道路に頭部が直撃する可能性があります。
この事故を受けて、警視庁は利用者にこう呼びかけます。「特定小型原付もヘルメットをかぶり、交通ルールを守って安全に運転するようにお願いいたします」
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。





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