阪急電車仕様の「ビートル」なぜできた? 車内につり革、オリーブ色のシートまで
つり革付き!? インテリアもまるで阪急電車
――インテリアも電車に似せているそうですね。
シートカバーは阪急電車のシートと同じアンゴラヤギの毛を使っており、電車のシート製造元に特注したものです。内張りの随所に電車の内装と同様、マホガニーの木目を採用しているほか、後部座席側のアシストグリップを取り外し、代わりに電車のつり革をつけています。
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――反響はどうでしょうか?
半年間ほど展示していますが、マスコミなどで取り上げられることもあり、このゴールデンウィークには遠方からわざわざお越しになる方もいらっしゃいました。「阪急電車に似ている!」といって見に来るお子さんもいて、展示するだけでも、店に足を運んでいただくきっかけになっていると実感しています。
――実際に走れるのでしょうか? 売るとすればいくらくらいでしょうか?
現状では展示しているだけですが、ナンバープレートを取得し車検も通っており、公道を走ることができます。欲しいという声もありますが、販売は考えておらず、価格もつけていません。
※ ※ ※
この阪急電車仕様の「ザ・ビートル」、店員に一声かけたうえで、車内に入ることも可能とのこと。展示の終了時期などは未定ですが、「いずれは代車としてお客様に貸し出すことも予定している」そうです。
【了】
ここまでやってるのに9300系なのに宝塚行きとは!
これで複線ドリフトするんですか