機内Wi-Fiで空港の過ごし方が変わる? JALに聞く飛行機×ネットの未来 根強い課題も

導入が進んでいる機内Wi-Fi。日本の国内線で初めてそれを導入したJALによると、背景には「飛行機」が抱える課題があったといいます。機内Wi-Fiがより一層定着すれば、空港や機内での過ごし方にも影響を与えるかもしれません。

常に赤道上空を向くアンテナ 機内インターネットの仕組みとは?

 機内でのインターネットサービスは衛星通信によって実現しています。JALの江幡さんによると、機体上部にある“こぶ”のような突起に内蔵されたアンテナで、赤道上空の静止衛星と通信。インターネットに接続しているそうです。内蔵アンテナは可動式で、自動的に衛星のほうを向くようになっているとのこと。

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機体上部にある“こぶ”のような突起の内部にアンテナがある(画像:JAL)。
機体上部にある“こぶ”のような突起の内部にアンテナがある(画像:JAL)。
機内Wi-Fiでは空港や天気の情報なども得られる。

 この機内Wi-Fiサービスが使えるのは、離陸の約5分後から、着陸の約5分前までです。離着陸時、飛行機は旋回して上昇、下降することがあり、言い換えれば衛星の方向がころころ変わるため、通信を確立するのが難しいことから、離着陸時の5分間は使えないといいます。

「日本の国内線」ならではの課題も 世界的にも類を見ないケース

 国内線に機内Wi-Fiを導入するにあたって、「日本の国内線」ならではの課題もあったそうです。

 JALはこの機内Wi-Fi導入にあたり、アメリカのGogo社の技術を使っていますが、アメリカの国内線はボーイング737型機といった定員が比較的少ない飛行機が多く、また国際線ではボーイング777型機といった大きな飛行機が使われても、国際線仕様のため定員がそれほど多くありません。

 しかし日本の国内線では旺盛な需要から「定員が多い大型機」が導入されており、JALのボーイング777-300型機国内線仕様は標準座席数が500。それほどの乗客が使える機内Wi-Fiの導入は、世界的にも類を見ないケースだそうです。江幡さんは、どうすれば通信品質を維持しながらWi-Fiサービスを提供できるか、実機での検証と議論を重ねたそうです。

 なお、JALは国際線においては国内線より2年早い2012年に、機内Wi-Fiを導入しています。

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コメント

2件のコメント

  1. 永久に無料化してくれないかな。

    無線LANが無料で使えるから最近はJALしか使わなくなった。

  2. 移動中くらいネットやめようや。

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