東急田園都市線で早朝特急「時差Bizライナー」運転 溝の口~渋谷間はノンストップ

東急電鉄と東京メトロが、2017年7月11日から21日の平日に、時差通勤の促進を目的とした臨時特急「時差Bizライナー」を運転します。

「東急線アプリ」でのクーポン配信も実施

 東急電鉄と東京メトロは2017年6月27日(火)、田園都市線・半蔵門線で早朝に臨時特急「時差Bizライナー」を運行すると発表しました。

 これは東京都が行う朝の通勤ラッシュ緩和プロジェクト「時差Biz」に連動した取り組みで、東急電鉄によると、オフピーク通勤を推奨し、「朝型勤務の習慣化を通じた生産性向上や、お客さまの朝活の推進」を目的に実施するといいます。

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臨時特急「時差Bizライナー」は、中央林間、長津田、あざみ野、溝の口、渋谷と半蔵門線内の各駅に停車する(画像:東急電鉄)。

 運行の期間は7月11日(火)から21日(金)までの平日計8日間、区間は中央林間~押上間です。押上行き1本が運転されます。時刻は次のとおりです。

・中央林間6時04分発→長津田6時14分発→渋谷6時43分着→押上7時15分着

 途中の停車駅は長津田、あざみ野、溝の口と渋谷~押上間の各駅です。渋谷8時台着の準急と比べ、長津田~渋谷間で約13分、時間が短縮されます。「時差Bizライナー」の運転にともない、通常の定期列車の一部に発着時刻や待避駅などの変更が生じます。

 なお、7月11日(火)から8月31日(木)までの平日に、スマートフォン向けアプリ「東急線アプリ」の利用者で、午前7時30分までに田園都市線の渋谷駅(上りのみ)で降りたり、通過したりした場合に、ローソンのドリンクメニュー割引や東急ストアの100円割引などの各種クーポンを配信する取り組みも並行して行われます。

 東急電鉄は「グループ一丸となって朝のピーク時間帯に集中する混雑の分散化に取り組み、より魅力ある沿線を目指していきます」としています。

【了】

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コメント

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7件のコメント

  1. 実際に田園都市線に特急が設定された場合、今回の停車駅プラス二子玉川といった感じになるのだろうな。

    ところで、田園都市線利用者各位ならご存知のように、今回設定される時間帯は既にある程度の利用者が集まっている。
    寿司詰めというほどではないが、急行はあざみ野を出る段階で中々混雑している。
    いっそのこと5時台でも良かったのではないか。その方がダイヤに余裕があるだろうし、さすがに6時台以降に比べれば格段に旅客も少ない。(経験則のコメント)
    田園都市線レベルで時差通勤となると、これくらいのことをやって丁度いいのかもしれない。

  2. どうして東急は昔からこんなことばっかやるのかね…後手後手だし全く混雑緩和につながらない…しかも儲け主義で夏でも電車の中はサウナのよう、身動きとれないのに「窓を開けて車内換気にご協力を」…って、身動きとれないのにどうやって窓開けるんだよ…多少の遅れはアナウンスもしない!遅れるのが当たり前の態度…もっと他にお金使うとこあるんじゃないかね、お客様のために

  3. 有り難いけど、東武線からの急行中央林間行きが何処まで急行なのか早目に示してほしいな、結局はメトロに乗り入れる直前で田園都市内各駅と言われて慌てて押上始発の急行に乗り換えたよ、

  4. こんな事やる前にホームドア取り付けないと○○のメッカになりそう。
    だだでさえ朝から阿鼻叫喚の田園都市線なのに。

  5. とても良い企画だと思います。
    ハード面の今後も期待したいです。
    遠い将来に人口減少が見込まれるとしても、渋谷駅の2面4線化は欲しいですね。
    上下別線でも良いと思います。