伊勢崎線~日比谷線、新時代へ 東武の新型電車70000系が7月7日、出発進行!

実は結構違うところも 東武とメトロの「兄弟」、それぞれの「性格」

 東武70000系と東京メトロ13000系は、基本設計は同じとはいえ、両社独自の思想も反映されています。

 まず外見は、グレーが基調で凹凸の少ない東京メトロ13000系に対し、赤と黒を基調とした東武70000系は、フロントガラスからその下部分にかけてが突き出るような形になっています。ガラス製の荷棚は、東京メトロ13000系では「江戸切子」の文様が施されていますが、東武70000系は無地です。一方、東武70000系では隣の車両への扉(貫通扉)に、東武沿線の風景を描いた透明のステッカーが貼られています。

 今後、東武鉄道では70000系が増備され、2019年度までに、東武鉄道の既存日比谷線直通用車両である20000系電車が、それに置き換えられます。東京メトロでも、日比谷線から東武スカイツリーラインへ直通できる既存の03系電車が、2020年度までに全て新型の13000系電車へ置き換えられる予定で、これにより現在は片側3扉、5扉の車両が混在している東武スカイツリーラインと日比谷線の直通列車が、全て片側4扉に統一されます。

 また、既存の東武スカイツリーラインと日比谷線とで直通が可能な車両は1両の長さが18mで、長さが20m級であるほかの通勤電車と駅ホームでの乗車位置が異なっていましたが、東武70000系と東京メトロ13000系は20m級の長さで登場。これにより東武スカイツリーラインにおける通勤電車の乗車位置がそろうことから、同線におけるホームドアの整備が進みます。東武スカイツリーラインの日比谷線直通列車が走る区間では、2020年度末にまず北千住、新越谷、北越谷の3駅でホームドアが設置される予定です。

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北越谷駅ホームの乗車位置表示には7両編成用、つまり新型車両を使った日比谷線直通列車用の案内が加わっている(2017年7月7日、中島洋平撮影)。

 なお、既存の東武スカイツリーラインと日比谷線とで直通が可能な車両は、東武鉄道の車両も東京メトロの車両も8両編成でしたが、18mから20mに長くなった新型車両では、ともに7両編成になります。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. こりゃあ、駅やカーブといった構造物のかなりの部分が魔改造されてるな。でなけりゃ18mの8両対応の地下鉄に20m7両がすんなり走れるはずもない。

    • それに対応するための操舵台車という話もあるようです。なるべくコンパクトに曲がれるようにして、信号システムも地上信号から車上信号に変更することで信号機設置部分のスペースを車両限界に捻出したんだとか。

    • トンネルの再計測したら、信号やら標識やらの一部移設すれば20m車でも問題なしだったんだそうで、コンクリート削ったりはしてないらしい。東急はもっと早く(東横線と直通してた時代に)見直しかけて欲しかったんではなかろうか?

      操舵台車はあまり関係ないような。曲線のレールと車輪の角度を揃える為の装置でしかない。曲線部外側壁と車端・内側壁と車両中央が接触するかどうかは、トンネル幅が変わらなければ車両の寸法(長さ/幅/台車間距離)に依るはず。

  2. 20m7両なら東横線に直通しても問題ない。
    てか、東急は東横線の一部に8両編成の列車を7両にして日比谷線に直通。
    余剰された列車は10両編成に対応すれば東横線急行は10両増やせるし、日比谷線直通も増やせる。
    東武より東急が日比谷線直通をどう考えるか気になる。