渋滞車内でエコノミークラス症候群? 夏のロングドライブ、注意したい脱水とその対策

道路標識を見逃したら、脱水の恐れあり

――その脱水状態と、エコノミークラス症候群がなぜ関係しているのでしょうか?

 体内の水分が奪われると血液がドロドロになり、エコノミークラス症候群の原因となる、血栓が生じやすくなるためです。

――脱水状態の初期症状はどのようなものでしょうか?

 脳の水分が奪われるため、頭がボーッとして判断力が低下し始めます。ドライバーの場合、道路標識などを見逃したりするなど、とても危険です。

――脱水状態を防ぐ対策は何でしょうか?

 すぐに取り掛かれるものとして、以下の対策があります。

・こまめに水分補給をする。
・1~2時間おきにサービスエリアやパーキングエリアに寄る。
・車内で適度に体を動かす。
・皮膚の露出が少ない服を着る。
・オートエアコンなどを使い、皮膚に当たる風量を調整する。
・窓ガラスに、遮光フィルムや遮光カーテンを取りつける。

※ ※ ※

 谷口さんによると前述の環境下では、10時間程度でエコノミークラス症候群を発症する可能性があるといいます。特に高齢者に注意が必要と呼びかけますが、若者についても、油断することなく気を付けてほしいと話しています。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 自分はこの類の体の変調が恐いから遠出する時は夜中に出て一般道を走行しますが、それでも都心から京都くらいなら中部圏内のバイパスが充実してるので道の駅などの休憩を含んでも9時間程度で着きます、何かと渋滞すると逃げ道の無い高速道路は他でも回避しにくい事が多々ありますからね

  2. 同じ姿勢って危ないのね、こちらは適度に動く、座禅は動いたら叩かれるし?ドライブスルー利用者で道路まで車が溢れると?喰らう食いもんくらい車から降りて喰らえ!と個人の感想だが、歩かないことが歩けない事態になったり命まで削がれるとは恐い恐いー

  3. 自動運転が実現すれば、5分10分程度なら運転席を離れて車内で体を動かすくらいは出来るようになるのでしょうね。やろうと思えば今でもPAで一時停車して同じことが出来るのでしょうが、それをやらないドライバーも多いでしょうし。