駅トイレの空き状況をスマホに 「小田急アプリ」随一のサービスなぜ生まれた?
導入拡大を検討 ほかの交通機関にも?
――現在は新宿駅のトイレのみ対応していますが、今後の展開はお考えでしょうか?
ほかの駅への導入も検討しています。具体的には決まっていないものの、新宿駅のように、トイレが離れて複数箇所ある駅からと考えています。
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「小田急アプリ」では、震災時に活用できる情報を記した沿線の「震災時支援マップ」を表示したり、あらかじめ設定した家族などの位置情報をそのマップ上に表示(ペアリング表示)したりする機能がありますが、これらも関東大手私鉄では初の取り組みだといいます。アプリのダウンロード数は、9月26日(火)時点で約5万5000件だそうです。
同アプリでトイレの空き状況を表示する機能は、通信大手のKDDIによるサービス「KDDI IoTクラウド ~トイレ空室管理~」を利用したもの。「IoT」は「モノのインターネット」などといわれ、IT機器に限らず幅広いモノをインターネットに接続させることを指します。KDDIは「今後、IoTでお客様がより便利にお使いいただけるよう、商業施設や交通機関に幅広く導入していきたい」といいます。
【了】
本当はトイレを増設することが何よりのサービスなんだけどね
警備上の理由もあると見たが。要はSOSボタンが押されたときにどの個室で鳴ったのか、とか、異常に長時間入室のままの個室があった際に駅員室に警報が出る、とか。
ラッシュ時は海老名駅などはトイレが満杯もざらにある。
それ故に大きい駅ではトイレ増設が優先じゃないかと思う。
勿論、アプリも必要だがそれ以上に増設もだ。
まぁ、京王の明大前駅や分倍河原駅やJR東日本に比べたら小田急はラッシュ時でもトイレが空いている駅もあるからいくつか増設するだけで済む気がする。
こういうアプリの機能は大いにアリです。トイレ増設が優先という意見は、一切賛同できない。何故なら、アプリを作るのとトイレ増設とでは、どっちが金と面倒な手間を大いに掛けるんだよ?って話。
トイレの新増設には構造、防水工事の可否、給水、排水設備の他設備や既設構造への影響調査、給水、排水、電気系統の強化ないし更新が必須。トイレの更新すら数ヵ月仕事、新設となると下手をすれば年単位。しかも調査の結果増設不可の場所もありえる。その点からすればトイレの新増設は困難(確かに増えるに越したことはないが・・・)