「スマートEX」開始 どう便利に? 東海道・山陽新幹線、交通系ICカードで乗車OKに

「スマートEX」リニア時代も視野に

 東海道・山陽新幹線ではすでに「エクスプレス予約」というネット予約・チケットレス乗車サービスを実施しており、同様の利便性を得ることができますが、「JR東海エクスプレス・カード」といった対象クレジットカードでの入会手続き、年会費(1080円)が必要といった“ハードル”がありました。専用ICカードの発送などがあるため、利用可能になるまで時間も要します。

 これに対し新しい「スマートEX」は年会費が無料で、手持ちの交通系ICカードと「Visa」「JCB」といったクレジットカードで登録可能。すぐ使えます。「スマートEX」は「エクスプレス予約」の“ハードル”を下げ、その利便性をかんたんに得られるようにしたものといえ、「エクスプレス予約」会員になる新幹線ヘビーユーザー以外にも、その利便性を広げていきたいと、JR東海 営業本部 石橋副本部長は話します。

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スマートフォンと交通系ICカードで東海道・山陽新幹線へ乗れる「スマートEX」(2017年9月30日、恵 知仁撮影)。

 またJR東海にとって「スマートEX」導入は、列車の所要時間を短縮しても窓口で時間がかかっては意味がないため、そこを改善したいというのが大きな目的といいます。

「将来、リニアで品川から名古屋まで40分になっても、窓口で10分並ぶというのはどうかと思いますので、ネット予約は今後、進めていきたいです」(JR東海 営業本部 副本部長 石橋 学さん)

 現在、JR東海が建設を進めているリニア中央新幹線。その、JR東海が用意する中間駅のイメージについて同社は、「新たな販売システム(検討中)により、『駅』にはきっぷを販売するスペースを設けていません」としています。このたび始まったかんたんに登録でき、チケットレスで乗れる「スマートEX」は、そうした時代へつながるものなのかもしれません。

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コメント

7件のコメント

  1. ICカードじゃないと駄目なの?
    モバイルスイカとかは駄目なの?

    • モバイルSuicaやアップルペイSuicaでも大丈夫ですよ。

  2. う~ん・・・。
    やっぱりエクスプレス予約会員の方が賢明かと思うけどな。
    年に1度程度ならスマートでもいいけど、それなら普通にきっぷ買って乗っても構わないし、盆暮れ正月GWじゃなきゃ金券ショップ行って回数券買った方がいいんじゃないかな。

    年に2回以上乗るんなら!
    年会費かかっても、やっぱりエクスプレス予約会員だと思うよ!!
    おトク度はやっぱり魅力。
    初っぱな面倒だけど後はラクだから。

  3. 甲府~静岡、特急ふじかわ 静岡~名古屋こだま名古屋~広島のぞみでも一枚で行けるのかな?

  4. これでリニア開業に向けたチケット面での問題点の洗い出し準備ができたというところでしょう。
    棲み分けとしては
    ・早得商品しか使わない(年会費が無駄)
    ・ぷらっとこだまのヘビーユーザー
    ・未成年などでクレジットカードが作れない(デビットカード利用者)
      →スマートEX
    ・年に1往復以上通常商品を利用し、保有カードのポイントも欲しい
      →EX予約(プラスEX)
    ・頻繁に通常商品を利用し、グリーンプログラムにも魅力を感じる
      →EX予約(エクスプレス)
    といったところでしょうか。
    (早得商品に価格差をつけなかったのはやはり驚きではあるのですが…)

  5. 特定都区市内制度が適用されないのは結構大きいと思う。

  6. 開始当時からエクスプレス会員です。でもそれと
    比べるのはナンセンス。一番恩恵を受けるのは、
    (レールパスを使わない)外国人です。

    台湾、韓国などのアジア各国、ヨーロッパ、アメリカ等どの
    国の高速鉄道も、外国人がウェブ予約できたんですが、
    日本だけは東日本しかできませんでした。

    アプリは英語対応、ICカードは来日すれば誰でも買えるので、
    これでやっと世界並みになってきたように思います。

    数年前にJRに提案していたので、実現されてほんとに嬉しいです(^^)。