中国ステルス機J-20はまだ日本に飛んでこない? 早すぎる配備開始に見るふたつのワケ

中国軍機に対する空自機のスクランブルが激増するさなか、中国はステルス戦闘機J-20の実戦配備を開始しました。しかし、日本の防空識別圏で同機が目撃されるのは、まだ先になりそうです。

緊張続く東シナ海への投入は…?

 あくまで推定ではありますが、おそらくいまのところはその心配はないと思われます。その根拠はおもにふたつ存在します。

 まず第一に、実用化があまりにも早すぎるということ。J-20の初飛行は2011(平成23)年であり、わずか6年で実用化にこぎつけました。現代戦闘機の中核であるミッション(作戦)ソフトウェアは開発に極めて長い時間を必要とし、これを初飛行から6年である程度実用レベルに持っていくことは厳しいと推測されます。

 実際、J-20よりも1年早く初飛行していたロシアのSu-57は、開発遅延からいまだに実戦配備の目途が立っておらず、まだまだ時間が必要であると見られています。F-22やF-35はすでに実用機ではありますが、同様のスケジュール遅延に悩まされていました。米ロの例からも中国だけが特別であることは考えられません。

 おそらく2017年現在のJ-20には、十分な作戦を行える能力は無いと筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)は推測します。航空自衛隊のF-2も2000(平成12)年に実戦部隊配備されましたが、当初はそのレーダー性能などに大きな問題を抱え、アラート待機(スクランブル)を行えるようになったのは2004(平成16)年になってからでした。J-20は現時点での完成度の低さはある程度目をつぶり、まずは運用経験を徐々に重ねつつ、そしてその完成度も高めていくつもりなのではないでしょうか。

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コメント

3件のコメント

  1. これ、ステルス性があるといっても、例えるならホンダジェットがプロペラ単発練習機程度にしかならない程度の初歩的なものしかないでしょう。そもそも乱反射の原因となる比較的大型のカナードをつけている時点で相当ステルス性がた落ちだし、見た限り外板処理も荒そうだし。ついでにレーダー吸収塗装の電波吸収率や耐久性にも疑問がある。ただしミサイルの全てを機内収容しているのは立派だが。たぶんJ-20はあくまでも試験的ステルス機(空飛ぶ遼寧)と思った方がまし。それか、H-8(Tu-16)の代替機としての対艦艇攻撃機か。いづれにしても空中戦でまともに戦えるとは思えない。

  2. J-20のレーダー反射断面積だっけかを測ったら、案外ユーロファイターやFA-18E/Fと大差ないかも。油断は禁物だが、中国のモノマネ航空技術が、真似元のロシアを上回るとは思えない。

  3. ___123___???????J-20??????????????????????????????? | ????????___123___

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