冬の首都高、意外と凍る!? 過去には雪で70時間通行止も ならではの雪氷対策とは(写真12枚)
首都高の積雪・凍結対策部隊が12月から出動。首都圏の冬は比較的積雪も少ないですが、過去には雪で70時間通行止めになったことも。注意すべきポイントもいくつかあるようです。
凍結しやすいポイントは…?
2017年11月28日(火)、首都高速道路は12月から始まる積雪・凍結対策の安全祈願祭と出陣式を開催、湾岸線高架下の新木場補修基地(東京都江東区)に、その作業車が勢ぞろいしました。
首都圏の冬は積雪もそれほど多いわけではありません。それゆえに、首都高を通行する車両は冬タイヤなどの装着率が高くなく、積雪時や凍結時にはスリップや立往生も発生しやすいのだとか。
「凍結しやすいのは、海に近い高架橋や、坂になっているところです。交通量の多い都心の区間は、路面は乾きやすいものの、ビルの谷間で陽が当たらない箇所などに氷が長く残ることもあります」(首都高速道路 広報課 伊藤 稔さん)
雪が降ると通行止めになりやすく、2012(平成24)年には大雪で70時間にわたり通行止めが続いたこともあったそうです。以後、積雪・凍結対策を強化し、「なるべく凍らせない、積もらせないですね」(伊藤さん)といいます。
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